お洋服はうれしい (朝日文庫 た 33-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.11
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022641892

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「女のコのロマンチックな夢なんて、最初からどこにも行き場のないものなのだ。だからそれをかなえた『ピンクハウス』のお洋服の行き場もどこにもない。「こんな服着てどこ行ってなにをするというの?」という深い絶望を共有しながら『ピンクハウス』のお洋服をヒラヒラ着込んでニコニコ笑っている女のコの笑顔には、ナルシシズムなんてものからもっとも遠いところで、すっかりやけっぱちになったあげく、ようやく手に入れた自由という幸せを静かに楽しむニヒリズムがあふれているのである。」

    お洒落が好きだし、お洒落が好きな人が好きだ。やりすぎなくらいの人が大好きで、場合によっては一瞬で恋に落ちる。
    エンジョイするためのものでもあるし、それ以上のものでもあると思う。
    これからも一生やり続けよう。

  • 洋服、大好き

    みんな一緒の格好な制服は大嫌いです

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1972年、秋田県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(宗教学)。明治学院大学国際学部付属研究所研究員、テレビ番組制作リサーチャー。専攻は宗教学。著書に『オカルト番組はなぜ消えたのか――超能力からスピリチュアルまでのメディア分析』(青弓社)、共著に『媒介物の宗教史』(リトン)、『神道はどこへいくか』(ぺりかん社)など。

「2020年 『テレビリサーチャーという仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋直子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×