ハローキティのニーチェ 強く生きるために大切なこと (朝日文庫)
- 朝日新聞出版 (2014年8月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022647429
作品紹介・あらすじ
私たちはどう生きていけばよいのか-という問いに真剣に向き合った哲学者・ニーチェ。彼の考え方を知る旅に、ハローキティと一緒に出掛けませんか?明日から今の自分をありのままに受け止めて、物事を前向きに捉えられるようになる、そんな考え方のヒントが詰まっています。
感想・レビュー・書評
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ともすれば説教くさく感じる言葉たちが並んでいるんだけど、添えられたキティちゃんのイラストの力なのか、キティ先輩からのアドバイスとして抵抗感なく受け入れられる。
文章は最小限、イラストもどこか抽象的なので、この言葉の本質はなんだろう、と自分で考える余白があるところがいいのかも。
ニーチェを読んだときは、なんか言い回しがまどろっこしくて何が言いたいのかよく分からない…ごめん…と思った私だけど、キティ先輩のニーチェは側に置いておきたい一冊になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ニーチェの言葉を現代語訳したものをキティが語ってくれます。
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イラストが可愛くて読みやすかった。人生に迷ったら読もうと思う。
特に印象に残ったのは
「何かダメなことがあってもあなたがダメってことじゃない。」
という言葉。失敗しても人格が否定される訳では無い。ミスした時はネガティブに考えがちだけどそんな時こそこの言葉を思い出そうと思った。 -
ニーチェを原文で読むのが難しくて買ったけど、意訳が多いのかな?
でも、すごく読みやすくて良かった。
かなり響く言葉が多いから、定期的に読み直したいような気がする。 -
かわいい
おすすめされて読んだ本。
結構、サンリオに侵食されつつある。
頑張ろう -
妹から借りた本
ほとんどこの通りに我が道を生きている私
幸せに暮らしていますよ
自分のままでいいんだなと希望を持てた一冊
20230726 -
手元に置いて
しんどいとき、辛いときに読み返したい1冊になりました。 -
名前だけは聞いたこともあるという方も多いであろう「ニーチェ」。かくいう私もその一人。
本書の前書きによると、19世紀の哲学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェは「私たちはどう生きていけばよいのか」という問いに真剣に向き合っていた人とのこと。
強く生きるために大切な彼の考えがハローキティのイラストとかみ砕いた言葉で紹介されている
パラパラとめくってみるも良し。じっくり、原文と比べながら読むも良し。1ページを今日の教訓にしてみるも良し。
ニーチェや哲学と聞くとなんだか小難しいイメージが浮かびやすいが、とかく、読みやすく見やすいので気軽に手に取りやすいのが本書の最大の長所だと思う。 -
哲学書は、やはりそんなん無理やろ…という前向き思考を強要される気がして手が伸びない。そんな私にピッタリでした。自分のために、背伸びすることは大切。
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感想
キティちゃんがニーチェの言葉を新しく解釈させてくれる。困難を乗り越えチャンスとする。勇気をくれるニーチェの言葉がやわらかく心に染み込む。