吸血鬼ハンター28 D―夜会煉獄 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 71
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022647535

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】〈貴族祭〉前日に、ダルマラス村に石棺を届けたDたち一行だったが、棺の中身が悪名高いローランジュ公爵夫人だと知った村長は、彼女を取り戻しに来る公爵を警戒して、祭り終了までDを雇うことにする。果たして祭りは無事、開催されるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 一つ前の「貴族祭」の続編です。
    確か、7月頃に出るとか言ってたんじゃなかったかなぁ、と思ったら、後書きにその辺が書いてありました。なんでも遅れたのは出版社の都合なんだそうで。何だかなぁ。。。
    今回もあいかわらず D の無敵ぶりは壮絶で、いつものことながら、あきれるしかありません。
    相手をする貴族も相当ですが、でもなんだかけっこう人間っぽいところもあって、それでいいのか、と思うこともしばしば。この辺は作者も読者も人間だからしょうがないのかもしれません。
    これも後書きで予告されていますが、ちょっと毛色の違った別のシリーズがまた出るのだとか。本編 D が大いなるマンネリを続けている都合上、そういうのもあっていいのかもしれませんね。

  • 前作の続編。間が開いたので、もう一度前作から読み直さないと駄目だった。内容的には飽きてきた。

  • 夫とは何者か?がテーマなのか? 著者は祭りが書きたかっただけかもしれないが。目新しい点無し。

  • 話が完結していないのにタイトルを変えることに何の意味があるかわからないが、先の作品を読んでいない向きには全く話が繋がらないので、単独に読むのは辛いし、まあ読んでいても忘れているので同じかもしれないが、タイトルを変える必然性はないのではないかと思う。登場人物たちが多くて、それぞれに戦闘シーンと死にざまを描くことにページを多く裂いているのも話として分かりにくく、さらに言うといつもの様な主人公の超然姓が際立たない結果となったのが残念。マンネリズム。

  • タイトルは全く違うが、前作の後編。ワルツを踊るDの挿し絵を、天野氏にカラー版で描いて欲しいくらい。大きな謎解きはまだまだ未解決。女性ハンターものが準備されてるらしい。ほかの吸血鬼シリーズは中断か。

  • 能力あるご婦人は世俗を離れる。
    そんな感じでしょうか、楽しかったです。

  • なんかイマイチスッキリしない感じが。
    登場人物多いせいか、それともDの戦闘シーンが少ないせいなのか。
    Dはもうちょっとピンチになってカッコよく勝って欲しいなと。

  • 戦闘シーンがよくわかだだい。

    前の続きだけど、一応独立して読めないこともないかもしれない。くらい。

    あと、最後で笑わなかったのが印象に残ったのは初めて。
    笑って終わる、というイメージが植えつけられているというか。

  • 2014/12/02 購入。前回の「貴族祭」の続編。でも間隔があくと、どうしても前の話を忘れてる。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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