D-五人の刺客 吸血鬼ハンター 32 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 43
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648433

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】<神祖>が残した五つの道標を手に入れると、不老不死になれるという。五人の貴族が守る道標を求めて血眼になる人間たちの中に、Dの姿があった。道標を手に入れるのは誰か? すでに不死なるDは、何故この戦いに身を投じたのか?

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと珍しい、複数の短編を組み合わせて、全体で1つの話になるという構成です。
    「神祖」が残した、手に入れると不老不死になるという六つの道標を手に入れようとする人たちと、道標を守る貴族との闘いがそれぞれの話しです。
    こういう構成なので、話しによって少しずつ趣向が変わって、それはそれで面白かったですが、でも1つ1つの話しがちょっと薄い感じもしますね。最後も、もうページがあまり無いのに、最後の対決がなかなか始まらず、始まったと思ったらすぐに決着が付いてしまいましたね。いや、D が強いから決着はすぐ付くのかもしれませんが、もうちょっと盛り上がって欲しかったかなぁ、とも思います。

  • 珍しく短編をつなぎ合わせた作品。悪くないが個人的には長編がいい。

  • 連作短編。
    いっちゃわるいがあまりあっていない気がした。
    最後の〆にこだわるのはわからんでもないが、無理しすぎなんじゃなかろうか。

  • ソノラマ文庫から始まって一番読んだ冊数が増えているのが菊地秀行で吸血鬼ハンターで魔界都市なのかな?
    良くも悪くも作風が変わらないのが嬉しかったりするのだが、まじめなあとがきに何かドッキリ。
    まとめにかかるのか?

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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