- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022648433
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】<神祖>が残した五つの道標を手に入れると、不老不死になれるという。五人の貴族が守る道標を求めて血眼になる人間たちの中に、Dの姿があった。道標を手に入れるのは誰か? すでに不死なるDは、何故この戦いに身を投じたのか?
感想・レビュー・書評
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ちょっと珍しい、複数の短編を組み合わせて、全体で1つの話になるという構成です。
「神祖」が残した、手に入れると不老不死になるという六つの道標を手に入れようとする人たちと、道標を守る貴族との闘いがそれぞれの話しです。
こういう構成なので、話しによって少しずつ趣向が変わって、それはそれで面白かったですが、でも1つ1つの話しがちょっと薄い感じもしますね。最後も、もうページがあまり無いのに、最後の対決がなかなか始まらず、始まったと思ったらすぐに決着が付いてしまいましたね。いや、D が強いから決着はすぐ付くのかもしれませんが、もうちょっと盛り上がって欲しかったかなぁ、とも思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
珍しく短編をつなぎ合わせた作品。悪くないが個人的には長編がいい。
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連作短編。
いっちゃわるいがあまりあっていない気がした。
最後の〆にこだわるのはわからんでもないが、無理しすぎなんじゃなかろうか。 -
ソノラマ文庫から始まって一番読んだ冊数が増えているのが菊地秀行で吸血鬼ハンターで魔界都市なのかな?
良くも悪くも作風が変わらないのが嬉しかったりするのだが、まじめなあとがきに何かドッキリ。
まとめにかかるのか?