- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022651099
作品紹介・あらすじ
『居酒屋ぼったくり』の著者による、シリーズ第2弾!焚き火の癒しを求めて今日もキャンプへ――今度は釣り、オートキャンプ、そしてソログルキャンも!10年ぶりにキャンプを再開した千晶は、仕事のストレスを解消すべく、暇さえあればキャンプにでかけていた。しかしひょんなことから、経験がほぼない、しかも少々面倒な後輩にソロキャンプを教える羽目に。後輩に嫌々同行した千晶を待ち受けていたこととは……?【目次】第一話 母の心配第二話 ソログループキャンプ第三話 オートキャンプ第四話 再会第五話 思わぬ成り行き
感想・レビュー・書評
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ソロキャン!の第二弾!!!
今回も主人公の千晶は、暇さえあればキャンプ三昧です。
しかし、母が千晶のソロキャンプを心配したり、ちょっと面倒な後輩がキャンプの指導を求めてきたり、オートキャンプ場に行ってみたり、釣りを始めてみたり、前作のあの娘と再開してみたり、前作を上回る仕上がりとなっております♪
→千晶に何にも気兼ねなくゆっくりキャンプをさせてあげたかったりもしますが・・・
そして、今回もキャンプ飯が最高です!
アースオーブンで作ったローストチキンと、そのローストチキンの炊き込みご飯や、鯵ざんまい!!朝の目玉焼きご飯!!!
やってみたいです!!!
→次から次へと出て来る料理を想像するのも本書の楽しみの一つです!
次も出たら買うと思います!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キャンプを題材にした小説、シリーズ第二弾。ソロキャンプのシーンは少な目。直火OKなキャンプ場でトライしたのが、アースオーブンでローストチキン。凄い。肉味噌ピーマン、ベーカマも美味しそう。なんかグルメ小説みたい。テント設営の話とかはマニアックすぎるのかな?
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シリーズ第2作。第1作はちょうど昨夏に読んだが、読み始めてすぐ鮮明に思い出すことができた。「ソロキャン」はやったことがないが、そんな人も気軽に楽しめる。特に主人公が作るキャンプ飯の描写にはそそられる。キャンプだけでなく、仕事や家族、人生に悩む人たちなども出てきて、ドラマ化しても面白そうな内容となっている。主人公の家族もほんわかしていて癒される。これから夏本番で世の中がちょっと浮かれる中、ひと足先にキャンプで味わえる非日常を擬似体験をさせてもらった感じだった。
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キャンプの楽しそうなのと、仕事の人間関係がうまく描かれ、よかった。
無理せず楽しんでいるところ
苦手意識あれど、うまく付き合っている仕事の人間関係 -
キャンプしないのに、キャンプの話、面白い!
今回は、家族のソロキャンプへの心配から、後輩の花恵のキャンプ(いや、推しと同じことがしたいだけ)、悩み多き女子高生との再会、因縁の上司との和解?に至るまで。
千晶は心理学の大学院まで出ているのだから人から相談されやすい雰囲気があるのかな。
自分の希望は叶わず、トントンと進んでいるように見える後輩を妬む次長の気持ちも分からないでもない。いい先輩、上司、同僚に恵まれるのが一番だ。でも、次長のいちゃもんだと自分で認めているところが偉い。
またアースオーブンでステキな料理を作ってるー! -
ソロキャンを手に取って未だ浅いのに、速攻で2を手に出来てラッキーだ。いい感じです、日も浅いので余韻があるたらふくある。6話もコンパクトな、展開も春夏秋冬を込めてとても良いです。ソログルキャンプの単語は初めて聞いたけど、定着してるんだね、ヒロシの番組はよく見てるけど、作者が経験値の高いソロキャンなんだろうなって事。キャンプ用品を選ぶことから始まるが、選び方が優秀だ、みんな花恵なんだよな〜 あとやっぱり実践するだね、んで毎回来る焚火タイム、この為にソロキャンだね。男がどうこうがなくて潔いし、ファンになりました
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アラサー独身女子のソロキャンプ第2弾。
秋川滝美さんの食事の描写によだれが(笑)
何かと振り回される主人公であるが、
ラストはうまく収まったなという感じ。 -
主人公の他人に対する好き嫌いがはっきりしていて、あまり好きになれなかった。
キャンプの描写は少なめ。 -
ソロキャンを楽しむ千晶にいい顔をしない両親。判らなくはないけれど、それを言っていたら何も出来ないですしね。
そして、ミーハーな理由でソロキャンしようとしていた後輩に渋々教える千晶だったけれど、別な意味で慢心していた事に気づけて良かったです。
次回はどんなソロキャンなのか楽しみです。 -
後輩の女性にソロキャンを教えたり、前作で人間関係で高校に行けなくなった美来との再開。千晶の企画にいちゃもん付けする会社の上司の以外な理由
作中に登場する何でもない料理もアウトドアで食べると魔法の様に美味しい料理に早変わりなんですよね。カップラーメンですら、そうですよね。
ソロキャンが寂しいとかいう人もいるかもしれないけど、ひとりの時間もやはり大切だと思う。登山もですが、仲間内でわいわい登るのも良いけど、自分と向き合いながらの登山も楽しいと思うので、それと同じかなとも思います。
次回作も、見てみたいですね。