D-死街譚 新版 (朝日文庫 き 18-4 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 4)
- 朝日新聞出版 (2008年1月1日発売)
本棚登録 : 77人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022655035
感想・レビュー・書評
-
移動する街―平穏平和な街―閉塞感―謎の実験―謎の行き先―希望―目的―失敗―平和慣れした街の末路
この街の空気は田舎臭くて湿っぽくてゆるくて、ストーリーとマッチして流れがとても自然でした。
Dをライバル視するツルギ医師もスーパーマンてわけじゃないけれど良い男で、ラストでのDとの別れも彼のおかげで他の作品にはないような気持ちの良いものになったと思います。
ローリイもかわいいですね。
Dと二人で丘へ登るなんて(低い丘だけど)羨ましい・・!
そのシーンの前後のDの台詞も大好きです!
「失くしたものは取り戻せないが、新しいものを身につけることはできる」
そんな前向きな言葉をかけるなんて、あとメモ紙持ってた件でも、Dはローリイに対して厳しくも温かかった。良作でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こっそり、最初のDとつながってたり。
全2件中 1 - 2件を表示