コシヒカリより美味い米 (朝日新書 241)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022733412

作品紹介・あらすじ

コシヒカリ誕生から半世紀。全国の作付面積は40%近くにも及ぶ。だからこそ、このブランド米には数々の弊害がある!次世代の米を探求する植物遺伝学の第一人者が、最新の研究成果を解説し、生物多様性と米作りの未来を考察する。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからすると「そうだよね、最近は九州のお米も人気があるから、コシヒカリだけの時代ではないよね」という内容かと思いきや…さにあらず。
    改めて今のお米の品種を取り巻く環境がいびつで、不自然であることがよく分かりました。
    色々な意味で多様性という考えは大事ですね!

  • コシヒカリより美味い米の答えを知りたいんであれば、この本には書いてないよ。むしろ、副題の「お米と生物多様性」の方がタイトルとしてふさわしい。個別の記事はどれも興味深いが、歴史、遺伝子、農政、と論点が飛ぶんで佐藤さんが結局何を伝えたいのかは、はっきりわからなかった。
    コシヒカリ一辺倒の日本で、コシヒカリやその系統以外の米を日常的に食べていきたい、と思い、この本を読んだのだが、そういうのは所詮ムリだな、と感じた。
    ま、今はお米食べるのをやめたから、関係なくなったんだけどね。

  • お米を選ぶ参考に。

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著者プロフィール

1952年生まれ
京都大学大学院農学研究科修士課程修了
総合地球環境学研究所副所長・教授 農学博士
序章執筆
主 著 塩の文明誌(共著,NHKブックス,2009),イネの歴史(学術選書,2008),よみがえる緑のシルクロード(岩波ジュニア新書,2006),稲の日本史(角川選書,2002)など


「2010年 『麦の自然史 人と自然が育んだムギ農耕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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