ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022733696

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、山崎元さん、水瀬ケンイチさん。

    山崎元さんは、ウィキペディアに、次のように書かれています。

    ---引用開始

    山崎 元(やまざき はじめ、1958年5月8日 - 2024年1月1日)は、日本の経済評論家。国家公務員共済組合連合会資産運用委員会委員、株式会社マイベンチマーク代表、楽天証券経済研究所客員研究員(2005年~2023年3月)、獨協大学経済学部特任教授(2010年度〜2015年度)。

    専門分野は資産運用及び経済全般の分析。お金の運用、経済一般、転職と自己啓発といった分野で活動していた。

    ---引用終了

    山崎元さんは、今年、食道がんで、65歳にて亡くなられています。

    もう一人の著者、水瀬ケンイチさん(1973~)の著作、ブクログ登録は、2冊目になります。


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    エコノミスト山崎元とカリスマ投資ブロガーの水瀬ケンイチがタッグを組み、”最強の”投資法をレクチャー。リスクを避け確実に資産を殖やしたいと願う人に最適の投資運用法「インデックス投資」。インデックス投資の仕組みと、なぜアクティブ・ファンドに比べて優秀なのか、理論面を解説し、初心者でもすぐに始められるよう手ほどきする。各種インデックス商品ガイドもついた、最良の実践テキストにして決定版。

    ---引用終了

  • 何度か書いていますが、お金は宗教です。そして投資もまた、宗教です。

    株のデイトレ、スクリーニング、FX、不動産、先物、そして投信。未来が見えない以上、どうやってお金を増やすかに正解はなく、誰かが「確実に儲かる」と言ってもそれはあくまでその人がたまたま儲かっただけで、じゃあ誰もが儲かるかというとそれはまた別の話です。正解がない以上、信じられるのは自分、もしくは自分が信じる誰かであり、つまりは宗教なのです。

    そして宗教にバイブルはつきもので、私にとっては本書が、いわばバイブルです。なぜインデックス投資がいいのか、インデックス投資を実践する具体的な方法などが書かれています。

    宗教ですので、これが完璧だとは思いませんし、誰かに勧めようとも思いません。ただ自分の考えに一番近いなあと、そう思っただけです。

    そして現在、絶賛実践中です(ここ重要)。

  • ☆4をつけようか悩んだのですが…3に落ち着きました。平均評価同様、3以上4未満の本だと思います。

    インデックス投資に関して他の本と同様の切り口から始まるのですが、インデックスの知識に関する部分が非常に詳しく書かれています。インデックスの値の作り方、浮動株調整について、どうして浮動株調整が行われるようになったのかなどまで説明し、確定拠出年金や日本版ISAについても触れています。

    基本的にはネット証券においてファンドを購入することを勧めており、ファンドの中でもメジャーなモノを幾つか取り上げて説明しています。インデックスの購入ポイントとして、手数料、出来高、純資産やトラッキングエラーを挙げており、ETFやインデックス購入に関してはとても良い本だと思います。何より、他の本で触れられていなかった部分に斬り込むところが好印象です。

    ただやはり、税金の少ない香港など海外を中心とした運用などについて触れて欲しかったのが残念です。利益の再投資などを考慮に入れれば、明らかに海外で運用すべきなのですがね…それに債券ファンドなどを購入する場合の手数料など明らかに海外の方が安いし商品も多いですし。更に言えば、ポートフォリオにおける日本債券と日本株式の割合が大きすぎるのも少し疑問ですね。リスクを考えればより分散を進めるべきでしょう。日本中心ではなく、世界中心で書いて頂ければより良かったと思います。

  • 有名ブロガー 水瀬ケンイチさんと、言わずと知れた山崎元さんの共著。

    テーマはインデックス投信。

    株式投資をインデックス運用することのメリットや、実践するために最低限必要な知識を紹介している。

    主だったインデックス型株式投資信託(国内、海外)も紹介してくれている。

  • サラリーマンである水瀬氏が投資初心者にインデックス投資を進める本。山崎氏の部分はどの本にもあるような解説だが、水瀬の体験の部分は参考になる。これから投資を始めようとする人にはおすすめの本。水瀬氏が影響を受けたブログについて記載してある部分も参考になる。

  • あまり投資というものに触れずに生きてきた立場からすると、アレルギーというかお金の話をする人は信用できないみたいな先入観がどうしてもある。
    この本はそんな先入観を崩してはくれなかった。
    こちらの不勉強だがわからない単語を使って難しそうな理論を説明されても、うさんくさいとしか思えなかった。
    金融について、株式会社について、経済についてもっと勉強してから再度読めばうさんくささはなくなってスラスラ読めるかもしれない。

  • 外国株インデックスと日本株インデックスの併用を勧めているが、外国株だけでいいと思う。
    発売から11年経っていて、ファンドの手数料は大分良くなったことが分かる。

  • 余剰資産の投資方法を考えるのには大変参考になった。

  • 投資家全体のポートフォリオに近いインデックスを推奨
    日本だとTOPIX、海外ならトータルストックもの

  •  資産運用すること自体が仕事の人や競馬やパチンコと同レベルで株取引やFX取引が趣味だという人を除く、なるべく手間をかけずに効率良く資産運用したいという普通の人向けの本。
     そういう普通の人にはお薦めだと思う。

     ただ、2010年10月に書かれてから中身は改訂されておらず、最新の情報は両著者のブログを読んだほうがいい。

  • ブロガーと評論家の共著としての魅力は少ない。特に新たな発見はなし。

  • 作者のブログが好きです。
    まとまってて、勉強になります。

  • 自分の投資戦術のベースです。

  • あー、すっきりしました!!現在、楽天証券で取引中ですが、新規にカブコムを開設して、あらたな取引をする予定でしたが、読み終わったら、今すぐ追加したいものがでたので、はじめちゃいます!20年後60才で、世界ツーリングの旅にでられるように、トライします!

  • インデックスファンド、etfへの投資を推奨している。
    具体的なファンド名や、証券会社名、投資本、ブログなどが紹介されている。今後、ブログは閲覧しようと思う。
    具体名が紹介されているため、出版から時間が経過すると、情報が古くなってしまう。最新情報はネットでupdate。

  • 2015/6/9読了。今週にも全面改訂が発売というのに途中まで読みかけの旧版。本書ではマルキールの「ウォール街のランダム・ウォーカー」の考え方をベースに、個人投資でのインデックスファンドの優位性をコンパクトに解説しています。将来の財産形成のための投資を考え始める機会にオススメです。新版はNISAやDC年金、そして商品ガイドの入れ替えがあるようなので、そちらを読んでから、改めてレビューを書きます。

  • まとまった額が貯まるまでインデックスファンドを買いETFに切り替えるリレー投資。
    純資産が100億円を超えていると繰上償還などの可能性が低くなる目安。

  • インデックス投資の理論と実践がいいバランスで組み合わさった本。

  • 実践編と理論編がある。理論編は少し難しい部分もあったが、メッセージがわかりやすく読みやすい。

  • 初心者から中級者向け。
    インデックス投資がめちゃ強いことを改めて実感。

  • じじぃが煩い。

  • インデックスファンドの優位性が理解できた。リレー投資(積み立て➡︎ETF)は参考にしたい。

    理論編は小難しい内容でわからなかったというか、あまり読む気にならなかった。投信初心者でも読めるような工夫が欲しい。

  • ということで、わたしもひたすらインデックス運用です。

  • 初心者向きの本かと思ったけれど・・・?
    特に山崎元さんによる、理論編は、ちょっとついていけなかった。
    もう少し用語に解説をつけてほしかった。

  • アカデミックな部分はよく理解できなかったけど、いくつか参考になることがあり価値があった。

  • インデックス投資の王道本だと思います。

  • あまり手をかけることなく投資を実践する方法が紹介された本。

  • 資産運用に時間をかけ過ぎるのは、本末転倒。
    何のための運用か?
    運用を楽しむこと。
    それをうまく使って、人生を楽しむ。
    認知的不協和

    リレー投資
    リバランス
    『長期投資だから、大きなリスクをとることができる』と言うのは正しくない。取るべきリスクの大きさを決めるのは、『財務的な強度=余裕』『リスクに対する拒否の程度』
    確定拠出年金は、手数料が安いものがある。
    取引コストや環境の変化を前提としたぽーあの調整速度
    基準価格はそのETFの『資産価値』を表す
    隠れコスト→運用報告書で確認できる

  • 13年5月読了

  • 山崎先生の話はちょっと難しくって・・・言葉がね、いろんな専門用語が羅列されると何が何だかわからんくなってきそうで途中挫折しそうになったけれど、水瀬さんが救ってくれました。
    今のところ経済に興味を持つのに株をやっているのでインデックス投資をする予定はないけれど、働き始めたらそうそうみてられないので投資信託やらetfやらに手を出そうかな・・と。ニーサについても教えて欲しかったな。
    投資信託は信託料が高いし、売買もしたら相当利益を出さないと厳しいイメージがあったけど今は信託料が下がってきているということでちょっと人安心。まずは401kとかISAとかの税金対策もできるやつから投資信託はやってみようかなとかいろいろイメージが膨らんだ。実際にやるときは水瀬さんのブログを参考にさせていただこうかな・・・本当によくまとまっていると思います。

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著者プロフィール

経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事入社。その後、野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、UFJ総合研究所など12回の転職を経て現職。雑誌、ウェブサイトの連載やテレビ出演多数。『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社刊・共著)、『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』(講談社刊・共著)など著書多数。


「2022年 『マンガでわかる 世界でただひとつの株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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