P&G式伝える技術徹底する力: コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書 274)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.60
  • (33)
  • (68)
  • (72)
  • (9)
  • (6)
本棚登録 : 595
感想 : 80
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022733740

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界でも名だたるマーケティング会社である
    P&Gの人の書いたP&Gの秘密を明らかにした本。

    P&Gのすごさは、特別なことをしている訳ではなく、
    当たり前のことを当たり前に
    全社員が実践しているということだろうか。
    この「当たり前」っていうのが、簡単なようで難しい。
    一部じゃなくて、全員っていうのが、かなり難しい。
    それでもその困難にチェレンジしているのがP&Gなのでしょう。

    ・報告は3つにまとめる
    ・まず、目的を考える
    ・英語に訳してみて、日本語の本当の意味を確認する
    ・顧客第一主義(Consumer is Boss)
    ・1番を目指す

    人によって、違うかもしれませんが、
    色々と心に響く箇所があるはずです。

  • P&Gの人材がどういった考えでビジネスに取り組んでいるか集約されている本。
    グローバル企業として、どう情報共有しているか?といった話や、すぐに仕事でも使えるノウハウも入っています。
    当然、よい側面でしか書かれてないという部分は差し引いたとしても、おもしろい本だったと思います。

  • ・メッセージのポイントは3つにまとめる=できる人間とそうでない人間の違い
    ・すべての活動には目的があるべき。目的を達成する活動だけを行うべき。
    ・この活動の目的は何か?その目的は正しいのか?
    ・T/Dno徹底。ズレの修正。
    ・優秀な社員=最も重要なイシューを見極め、それに対処できる人
    ・「3つにまとめる(情報処理・整理力)」「目的の明確化(戦略的思考)」「イシューシート(問題解決力)」
    ・消費者にとってブランドは「約束」です。ブランドはあらゆる場面でその明確な理念を表現し、決して消費者の期待を裏切らないことが求められれます。
    ・Do The Right Thing.
    ・人生が充実しなければ仕事の成功もない
    ・正しい「目的」の追求の先に「利益」がある。先義後利。明確な目的のもとに「プライド(正しいことをする)」と「モチベーション(一人ひとりを尊重)」を重視。組織がまとめり、ビジネスが成功する。
    ・「Learnings(学び)」が大切。成功しても失敗しても「そこから何を得た(学んだ)のか」を毎回3点で報告する。
    ・効果的なLearnings(学び)は目的に立ち戻って。そこから何を得たか。次にどう生かすか。いつまでにどう実施するか。
    ・社内で「こっち」対「あっち」の対立をしてはならない。
    ・グローバル企業で成功するために。①「自ら情報提供する癖をつける」②自分を知ってもらう努力をする。③自分の成したことお手柄として積極的に語る。
    ・自分の価値は周囲から認められるものという発想をすて、自分の価値は自分で語って初めて、その価値に見合った役割が回ってくることを認識する。
    ・「あの人といえばあれ」という1つの特徴ある実績を残す。
    ・大きい会社であること自体を評価するのではなく、大きい会社であることを活かすことが出来た時にその結果が評価される。
    ・強みを活かすことを徹底する。
    ・難しいことをより簡単にすることが出来る能力。スピードを持ってPJを動かせるリーダーが優秀なリーダー。簡潔かつスピーディーを徹底することが大企業病を免れる方法。
    ・常に不満足でいるべきであり、調子が良い時は次のイノベーションの用意をしておく。
    ・自分のキャリアは自分で責任をもつ。結局は自分次第。
    ・消費者がボス。消費者に聞く。

  • 読みやすく、明日からすぐに実践できるtipsが記載されていた

  • 現在もなお成功し続けている企業の在り方が書かれた著書。ページ数的にも読みやすかった。

  • 弊社社員は読んだ方がいいかも。随所に参考になりそうなポイントあり。「3つにまとめる」というところは、普段からなんとなく意識できていたことなのでよかった。

  • 時間があれば

  • 自分の会社ではどうかな?っていう視点で読みました。自分の立ち位置と価値のために刺激になりました。

  • P&Gはまさにグローバル企業です。世界の80ヶ国以上に事業拠点を持ち、その製品は180以上の国と地域で販売されています。国連に加盟している国と地域が192であることを考えると、この地域的な広がりは驚異的です。そして世界の人口が68億人と言われている現在P&Gの製品は、実に42億の人に使われています。
    意見を考えていないから意見を言わない。意見を言わないから発言の場が与えられない。そんなサイクルに陥っている傾向があると感じます
    ①3つにまとめる。結論を伝えて合意を得たい時は1背景2結論3理由。状況を報告したり、自分の意見を上司に伝えたい時などは1結論2理由3今後のプラン。
    ②すべての書類は目的の記述から
    ③イシュー(論点、課題、問題点)シートで焦点を絞る
    上司ではなく消費者がボス
    消費者にとって、ブランドは約束です。ブランドはあらゆる場面でその明確な理念を表現し、決して商社の期待を裏切らないことが求められます P&Gは社員で成り立っている。ひとりひとりを尊重 成功事例の活用は、イノベーションに匹敵する

  • P&Gが 世界に通用するブランドになるには。
    コミュニケーション力。
    目的を定義する力。
    一番になること。

    コミュニケーション力は つねに 三つにまとめる。
    1 背景
    2 結論
    3 理由
    もしくは
    1 結論
    2 理由
    3 今後のプラン。

    なるほどねぇ。
    結論を明確にすることが 
    コミュニケーションを高めることなんですね。

    複雑な状況であれば、よりきちんとまとめる。
    認識の統一を図ることが必要。
    1 問題の本質は何か?
    2 ビジネスへのインパクトはどれだけのものか?
    3 これからやるべきことは何か?

    【十分な情報を得たから、これで自分が納得することは妥当である。】

    何をするにも 当然目的が必要だ。
    その目的を 共有できるから 強いのだ。
    慢心を避けるために、つねに 不満足であるべき。

    イシューノートが 優れているね。
    イシューノートがつくれたら、問題はおおむね解決する。

    『消費者がボス(Consumer is Boss)』
    『Do the right thing』

    「あっち」と「こっち」症候群に陥らないために。

    『簡素化』そして『スピード化』

    『自分が成功できるかどうかは、あなた自身で責任を持たなければなりません。』

    仕事のルールが 実にしっかりしている。
    グローバル企業は グローバルな視点による 仕事のルールつくり。

全80件中 1 - 10件を表示

高田誠の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
大前 研一
クリス・アンダー...
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×