親は知らない就活の鉄則 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 107
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022734327

作品紹介・あらすじ

大学で学生たちにキャリア教育科目を教えたり、人材コンサルタントとして全国各地で学生やその親たちに講演すると、思わずこう言いたくなる。二言目には「公務員になったら?」と言う親、「これを読んでおけ」と就活テキストまで買い与える親、せっかく出た内定に「そんな会社は知らない」と言い放つ親…無知な親の口出しが子どもの就活をダメにする。

感想・レビュー・書評

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  • 就活終わってからだし親でもないし。でもこういうの答え合わせ的に読むのも面白い。

    去年就活してた身にしては親世代に言いたいことしっかり代弁してくれてました。有難い。「口を出すより金を出せ」のあたり特に。現金じゃなくても良いから、オートチャージ仕様のSuicaで良いから、と儚い夢を持っていた就活時。

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  • <目次>
    第1章 親の安易な口出しが子どもの内定をつぶす
    第2章 まずは、親世代とは違う「今どきの就活」を知れ
    第3章 「人事担当者の視点」から見た子どもの就活
    第4章 「就職予備校としての大学」をどう活用するか?
    第5章 徹底調査!親が知らない「子どもの本音」に迫る
    第6章 就活がうまくいく子の親がしている8つの習慣
     習慣1 子どもの強み、特徴を褒める
     習慣2 マナーと、身だしなみを注意する
     習慣3 情報にお金をかける
     習慣4 「どう思う?」と問いかけ、自分で決めさせる
     習慣5 「働く」「仕事」を話題にしよう
     習慣6 一皮むける外向き体験をさせる
     習慣7 「当たり前の生活」をする
     習慣8 最後まで応援団でいよう
    おわりに

    2012.09.06 ご本人にアドバイスいただく。
    2012.10.X 読了

    <求める人材像>
    (原出典:経団連「新卒採用に関するアンケート調査」)
    コミュニケーション能力 80.2% ↑
    主体性 62.1% ↑
    協調性 55.0% ↑
    チャレンジ精神 50.2% →
    誠実性 36.3% →
    責任感 26.9% ↓

    <企業が欲しがらない学生>
    ・安定、保身志向の人材
    ・単なるミーハー、ファン
    ・「福利厚生」のことをやたらと口にする学生
    ・研修大好き学生
    ・配属について、こだわりが強い学生
    ・「英語を活かして働きたい」と言い出す学生
    ・勘違い社会貢献志向タイプ
    ・就活大好きくん
    ・気遣いができない学生
    ・支持待ち学生

    ぜひ子どもに知人の社会人を紹介しよう

  • 著者は実践女子、白百合女子、武蔵野美大非常勤講師で、就職援助・支援を担当している。本書は2012年刊行。内容は穏当で、特にBtoB企業の光の当て方や社会人との付き合いを増やしていくなどの処方箋は、まともな方向性を示唆している。また、就職ナビの七つの罪も判りやすい。保護者も一読しておいたほうが良いといえる良書。

  • 雑誌の記事の寄せ集めのような感じ。親は知りもしないで子どもの就活に口出しするな、温かく見守るのが一番、という結局は誰でも言えそうな結論が述べられている。

  • 過干渉の親を持つ学生必見です

  • 就活生の親向けに最近の就活事情を解説。就活ナビ登場以後の就活事情を、企業側、学生側、大学側など複数の観点から知るのに手頃な一冊だと思う。口を出すより金銭支援、社会人の知人を紹介などの親向けのアドバイスも最近の就活を体験した身としては適切なアドバイスだと感じた。

  • 就職活動・仕事の本

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • ここに登場する親はちょっと「知らなさ過ぎ」だと思うけど、実際にはやはり多いんでしょうね。「ああ、これは知らなかったな」という話を期待したんですけど…。

  • 著者が本書を書こうと思ったきっかけは『子どもの就活を歪めるバカ親を何とかしなくてはと思ったからだ』と言っている。納得の一冊。

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著者プロフィール

千葉商科大学准教授

「2021年 『POSSE vol.49』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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