新書395 インバスケット実践トレー (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022734952

作品紹介・あらすじ

優先順位設定力、問題発見力、問題分析力、創造力、意思決定能力、洞察力、組織活用力、当事者意識、ヒューマンスキル-現場で求められる9つの力を好きな時間に好きなだけ磨く。

感想・レビュー・書評

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  • 様々な業務課題に対して、どの対応が最適かを選んでいく流れ。
    この課題の選び方が実に現実的で、自分が良く遭遇する内容と似ていたために、集中して一気に読む事ができました。
    本の上では最適な解を選ぶ事ができたけど、実際はなかなか上手くいかないので、また同じような課題に遭遇したら部分的に読みなおして見ようと思います。

  • 自分自身の仕事の進め方、癖などを見つめ直すことができる一冊。
    インバスケットのルーツは1950年代のアメリカ空軍。

    問題ごとの区切りが適度で、隙間時間に読み進めることができる。
    全てが目から鱗ってこともないが、
    自分の答えが筆者の提示する最適解とずれがある部分に、自分の思考の癖があることに気付かされる。

    この本を読む人は、手に取った時点で、すでに仕事のプロセスはしっかりした方々だと思う。
    その上で、少しの癖を微修正していくつもりで本書を活用することをオススメする。

  • 近々10案件30分の選択式インバスケットを受験予定。裏技、攻略法を教えてほしい。

  • インバスケットの実践トレーニングとして、一通り一気にトライしてみた。
    難易度としては非常に簡単であり、これまで読んだインバスケット本にプラスして得るものはなかった(著者が同じなので仕方ないことであるが)
    ただ、全問正解して当たり前だと思ったが、数問推奨する解答と自分の解答が違うこともあった。
    その間違いから見えてくる自分の性格的な問題点を感じた部分もあり、少なからず自分にとってプラスになったと感じている。
    今後はもう少し難易度の高い問題にチャレンジしてみたい。

  • 判断力向上に繋がる本はないかと思い購入。
    基本的なことも多いけどメモすることもあった。
    啓発本からは1つでも身につけられることがあれば御の字。日々是意識。

  • 【推薦コメント】
    学生生活の中で、幹部や上の立場になって選択の責任がでてくるような方に勧めたいです。インバスケットというのは、社会に出て管理職に昇進する際に受ける試験のことです。この本は、様々な困難のシチュエーションのなかでどのように振る舞うべきか、選択肢付きのクイズで考えさせてくれます。仕事での考え方だけでなく、普段生活するなかで出てくる選択にも有効に判断できるようになるので、学生時代の今こそ是非読んでいただきたいです。
    (地域保健学域 3年)

    【所蔵館】
    羽曳野図書センター

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000862196

  • 特に新しい内容ではなかった。設定はことなるが、前作のインバスケット思考と同じ考え方。著者が同じだから仕方ないところか。インプットよりもアウトプットが大事というのはその通りだろう。

  • いまいち

  • 概ね著者の選んだ選択肢と同様の選択をすることができましたが、ところどころ異なる部分もありました。実務ではこの本のようにはじめから選択肢が用意されているわけではなく、自分で選択しをつくるところからやらねばならず、そこがまずもって大きな違いでありハードルになるはず。この本で適切な選択ができたからといって喜んでいる場合ではないですね。

  • 40才の課長になりきってのインバスケットトレーニング。
    お題は実践的であり練習しがいがある。
    Webにて問題および回答集計が見られるのも練習効果を高めてくれる。
    http://www.inbasket.info/jissen/

    [more]

    - インバスケットには正解はない。あるならば、自分の癖を発見し修正した解。
    - 目標は達成したことを認めた上で、さらに新しい目標設定をすることで育成を図る。
    - 良く後継者不足と言いますが、それは不足では無く、育てなかったつけが回った
    - 上司に進言をすることを、「具申」と言います。:ぐしん、申し上げること
    - リーダーの報酬は「判断料」
    - 10の能力別に見る

    | * | 能力 | 問題数 | 正解数 | 比率 |
    | A | 優先順位設定力 | 4 | 3 | 75% |
    | B | 問題発見力 | 5 | 4 | 80% |
    | C | 問題分析力 | 4 | 4 | 100% |
    | D | 創造力 | 3 | 2 | 67% |
    | E | 意志決定力 | 8 | 5 | 63% |
    | F | 洞察力 | 3 | 1 | 33% |
    | G | 組織活用力 | 3 | 3 | 100% |
    | H | 当事者意識 | 3 | 1 | 33% |
    | I | ヒューマンスキル | 3 | 3 | 100% |

    eof

  •  ・人の仕事の仕方や判断軸、複数のの選択肢から何を選ぶか、ということは
      教わることがないため、人の仕事を垣間見てるようでとても参考になりました。

      また、毎日の自分の細かい判断はいいのか、悪いのかよく分からなかったりするのですが
      どう考えればいいか、なぜそれがよいのか、が理由付けされているため
      日常の考え方の背中を押してくれるように思いました。

  • 流行のインバスケットがどのようなものかを知りたくでKindleでさくっと購入。

    (良い点)インバスケットの考え方の骨子は理解できると思う。要するに先生が解説するケーススタディではなく、自力で解法を出すことを迫られるケーススタディである。

    (改善希望)ケーススタディの課題が簡単すぎて、身に迫る感じがしない。設問のレベルとしては主任前~主任なりたて程度と感じた。中堅にさしあたって伸び悩んでいる方は読むと、開眼するかもしれない。ただ課長層向けではないと思う。

    おそらく課題設定が簡単すぎて書評評価が伸びていない本であり、きっと著者の方がレベルを上げた課題を出すと、われわれのようなへぼ課長は卒倒するのであろう。

    しかしながら日常の業務の中では「これで本当に良いのだろうか。」と悩みながら結論している立場からすると、それに答えるようなケーススタディを提示いただき、「なるほどこのように考えれば良いのだ」と納得するような課題設定を示してほしかった。

    ただ、深読みするとこのようなレベルの要望を新書形式に落とそうとするとコスト的にあわなくなるし、そもそもインバスケット研修の性質からして「文書形式にして読者に読ませて考えさせる」、というのがテーマ的に相反している。(たぶん研修形式で答えを迫るか、課題提出型でレポートアウトさせるのが本来の姿なのだと思う。)ないものねだりだろうか。でもそういうの欲しいなぁ。

  • インバスケットを勉強する上でキーワードが参考になった。

  • 通販会社の営業の課長になるミニインバスケット。結論に至るまでの自分の思考のクセに気付ける。アウトプットの練習として良い。

  • 複数の選択肢から、あなたは、何を選ぶのか。
    人生は、選択の連続ですね。
    様々な視点が読める本です。

  • 管理者として身につけるべき考え方や行動を事例を通して学べる。例えばリスクマネジメントや全体最適等。私が選択肢を選ぶのに悩んだものが、ミニマックス戦略の考え方。これは、負けたときの損失をいかに減らすかという戦略。「正確に状況が把握できない状態では、プラスを増やす戦略より、マイナス幅をいかに縮小できるかを考えることが有効とされる。」というもの。プラスのことを中心に考える自身にとっては、なるほどと気付かされた。

  • さわりの部分だけでしたが、がっつりやりたくなりました。

  • 初めてこのインバスケットというものについて読んだ一冊。本来とは違う形で、ミニ演習形式になっていて、選んだものが模範解答でないことも結構あって、勉強になった。しかも、選ぶならこれだけど、実際の仕事ではできないかもしれないと思うことも多くて、反省させられた。

    • takashitoriharaさん
      お読み頂きありがとうございました!
      お読み頂きありがとうございました!
      2015/03/21
  • 著者も書いているが「ミニインバスケット」と捉えるのが正しい。
    この本に書いてあるような設問や、選択肢答案を予想していると、本当のインバスケット問題では痛い目にあうだろう。
    考え方のエッセンスとして学び、どれだけアウトプットに活かせるかが自分自身の課題になるだろう。

  • おさえるべきポイントはかかれていると思う。実践に役立てるように覚える事が大事だとおもうのて、また読み直したい

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著者プロフィール

1972年生まれ。大学卒業後、大手スーパーのダイエーに入社し、販売部門や企画部門を経験し、10店舗を統括する店舗指導員(スーパーバイザー)として店長の指導や問題解決業務に従事する。管理職昇進試験時にインバスケットに出会い、研究・トレーニングを開始。その経験を活かしてインバスケット研究所を設立。企業のリーダー研修などのためのインバスケット教材開発と導入をサポートする、日本で唯一のインバスケット・コンサルタントとして活動中。大企業の管理職研修など、2万人以上のリーダー育成を支援してきた。著書は『究極の判断力を身につけるインバスケット思考』(WAVE出版)、『マンガでやさしくわかるインバスケット思考』(日本能率協会マネジメントセンター)など54タイトル、累計85万部に達する。

「2023年 『上司との悩みを成長に変える賢い方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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