- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735744
作品紹介・あらすじ
なぜ日本人は一人で複数の宗教にかかわり幾つもの神様に祈るのか-!?縄文時代の精霊崇拝を起源とし人々をまとめていく"仕組み"として変遷をかさねてきた神道。それは、外来の新しい考え方を呑み込みつづけ、日本という国を一番深いところで回転させる!!この素晴らしい「文化」の歴史的背景を明らかにする!
感想・レビュー・書評
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神道の入門書というよりも、神道を取り巻いてきた歴史的状況について解説している本という印象です。
求めていた内容と少しずれていたようで、少し期待はずれに感じてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
縄文時代のアミニズムから始まった自然崇拝が時代と共にどのように移り変わったのかが年代を追う形で書かれています。
権力者の都合で各地域の神の順位が付けられ、仏教によって変化をさせられ…神仏習合、神仏分離と弱体化し変わり行く姿が図もあり分かりやすかったです。
しかし未だに本地垂迹が理解は出来るけれど腑に落ちません…。このあたりをもう少し詳しく教えて欲しかったです。 -
新道の歴史
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■書名
書名:神道――日本が誇る「仕組み」
著者:武光 誠
■概要
日本特有の考え方である<神道>の本質を、歴史的視点で切り取り浮
きぼりにする。
成立過程や歴史的背景、他宗教との比較から、
<神道>がどのような変遷を経てきたのかを明らかにし、
現代の<神道>の在り方を考える一助となる一冊。
(From amazon)
■気になった点
なし -
日本特有の考え方である<神道>の本質を、歴史的視点で切り取り浮きぼりにする。
成立過程や歴史的背景、他宗教との比較から、
<神道>がどのような変遷を経てきたのかを明らかにし、
現代の<神道>の在り方を考える一助となる一冊。
序章 神道とは何か
第1章 神道の起源・神道の基礎
第2章 国家の成り立ちと神道の組織の整備
第3章 武士の勢力拡大によって神道の政教分離が進む
第4章 戦国時代、江戸時代に神社が武士のものから民衆のものになる
第5章 幕末以降の日本の近代化と神道 -
平易な文章。流れを理解するには最高。詳細や本当の由来などの説明は少なかったが、仕方ないと思う。
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本書は“神道”というものの起こり、発展、変遷というようなものを軸に、日本の人達の精神や思想、日本の文化、社会、経済、政治というようなものの変遷を説く、少し独特な角度ながらも解り易い“日本通史”という体裁の一冊である。それでいて、ボリュームは多過ぎない。全く、多くの皆さんにお勧めしたい一冊である。