女子学生はなぜ就活で騙されるのか 志望企業全滅まっしぐらの罠 (朝日新書)
- 朝日新聞出版 (2015年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022736406
作品紹介・あらすじ
【社会科学/社会】現在「最も企業が新卒女性の採用で揺れ動いている時代」である。表向きには「弊社では女性も活躍しています」とうたう裏で、漏れ聞こえる企業のホンネ。そして社会の要請と企業の現実の狭間で苦しむ"就活女子"の実像を描く。
感想・レビュー・書評
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エピソードにプロ野球選手の名前が使われていて面白い
なんで具体的な会社名や氏名が出てるのかと思いきや…
周りに流されるな
インターンはあくまで就業体験
絶対にやらない。募集をせずいつの間にか打ち切っているインターンもある
女は一般職も選べる
一般職が楽なわけは無い
親の知識に騙されるな
資格は必ず有利にはならない
最低ラインにはなるが…
文学部は不利では無い
偏差値ランクは1ランクなら逆転可能
地方大学は早めに落とす、交通費、優しさ
キャリア支援センターは使え
航空業界でなくエアライン業界
満席表示はウソあり
最悪直接電話。行きたいならば
女性がいない企業では過度に大事にされることも
マミートラック、女性が出産によりキャリアを制限される詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019年9月に大学院を卒業する予定で、そろそろ就活を始めようと思った。日本に対して、女子学生・留学生・文学部生が就職しづらいイメージがあるので、就職に関する本には、すぐ「女子学生はなぜ就活で騙されるのか」っていうタイトルに惹きつけられた。
まず、留学生として、日本に就職するのに、日本人学生と一緒に就活を参加するのが一番普通のパターンと考えられるだろう。筆者は、就活は卒業する前年度の三月から始まると思っていた。例えば2019年4月卒業する学生は、2018年3月から就活を始めるのが一般的だそうだ。三月からいろんなセミナー・企業説明会を参加してエントリーシートを出すと思うだろう。しかし、日本の学生を本当の流れは、リクナビ・マイナビ等での採用の宣伝が解禁され、学生はそれぞれの説明会に参加し、企業にエントリーシートを出し、面接などの選考活動に参加し、内定をもらい、就活を終わらせる。しかし、2015年卒採用の際には、「12月に採用広報が解禁され、4月より選考(面接や試験)開始」というスケジュールだったものの、政府より、「就職活動の早期化により大学生(学生)の本分である学習機会が損なわれる」との指摘があり、2016年卒採用より、「3月採用広報解禁、8月選考解禁」へと変更された。
一方、文系の学生として、理系は就活に有利という話はよく耳にする。では文系は就職厳しいのは本当なのか?実はそんなことでもない。著者の調査によると、文系学生が得意な文章作成能力は就活に有利である。就活ではエントリーシート、会社では報告書、レポート作成、いずれも学生の文章作成能力を求めている。
最後、就活では、出身校、資格なども大事だが、一番重要なのはコミュニケーション能力と思う。例えどれだけ優秀な成績を持っていても、面接の時自分の良さを伝わらなかったら無駄である。なぜかというと、日本企業が一番重視するのは学生の人柄だと思う。私たち学生がきちんと自己のことや企業側のことを理解しているのか、お互いに新しい価値を創り出すのかを考えすべきことである。
この本のタイトル『女子学生はなぜ就活で騙されるのか』だが、内容は特に女子学生には特化していないので、男女問わず、就活に詳しくないみなさんにおすすめする。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685378 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000027373
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685378 -
ちょっと古いけど、就活始めたばかりの女子にはおすすめ。
就活って真面目な子ほど損するのかも。ある意味企業や世間を信じすぎずに就活していかなきゃな〜 -
<閲覧スタッフより>
就活において陥りそうな点を挙げ、説明しています。タイトルのインパクトはかなりありますが、内容がとても具体的で、書かれている事柄に注意して就活することで自分の目指す企業へ就職できる可能性が高まるのではないかと思います。
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所在記号:新書||377.9||イシ
資料番号:30048385
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周囲環境による思い込みは恐ろしいものだと改めて実感。
学生は自分に必要な情報を積極的に取り入れていくとともに、取捨選択する能力も求められている。
本書は男女に共通していえることが多く述べられているので、就活前や就活中には一読したい本である。
特に女性は、この一冊で自身の考え方が逆転する可能性もあると思うので、是非勧めたい。 -
少しであるが、生意気な感じがにじみ出ている。
昔の差別的なことは、自分には全くといっていいほどわからんが、
どうしても時間がかかるものだ。
いろいろろ小ネタ感があるものの、
就活生に役に立ってほしいものである。