渡る老後に鬼はなし スッキリ旅立つ10の心得 (朝日新書)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736789

感想・レビュー・書評

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  • 2020年7月3日、読み始め。

    69頁まで読んで、図書館に返却。

    橋田壽賀子さんは、1925年生まれで、現在95歳。
    子どももなく、親戚付き合いもない、天涯孤独でいられる、とのこと。
    この本を読む限りでは、天涯孤独をプラス思考に変えて、しっかりと生活されているようである。
    その辺の考え方は、今後とも増えるであろう、孤独な方々には、とても参考になりそうだ。


    ●2021年4月5日、追記。

    昨日、亡くなったとのこと。
    大往生ですね。

    以下は、朝日新聞の記事。

    テレビドラマ「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など多くのヒット作を書いた脚本家の橋田寿賀子(はしだ・すがこ、本名岩崎寿賀子〈いわさき・すがこ〉)さんが、4日、急性リンパ腫のため死去した。95歳だった。通夜、葬儀は行わず、お別れの会なども予定していないという。

    ●2022年4月3日、追記。

    『捨てられる宗教』(島田裕巳著)によると、橋田さんは、安楽死を希望されていたそうである。

  • 私にとって天涯孤独というのは、とても不安なものです。

    橋田さんは爽やかにそれを受け入れている感じで、自立していて素晴らしいと感じました。

    そういう女性に憧れます。

    一人暮らしを満喫し、家族に寄りかからず、経済的にも精神的にも自立したタキさんみたいな人になりたいなと思います。

    ないものねだりなんてしていたら時間の無駄。
    自分が与えられたものの中で、自分なりの幸せをつくっていくことに目を向けてほしいのです。
    幸せと子どもの有無は関係ない。
    という部分が印象に残りました。

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    橋田壽賀子先生の人生。ドラマのネタは結婚生活で得たものもある。

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著者プロフィール

1925(大正14)年、京城(現在のソウル)生まれ。日本女子大学校卒、早稲田大学中退。1949(昭和24)年、松竹脚本部に勤務。1959年、フリーの脚本家に。1966年、TBSプロデューサーの岩崎嘉一氏と結婚。1989(平成元)年、死別。TBS東芝日曜劇場「愛と死をみつめて」、NHK朝ドラ「あしたこそ」、大河ドラマ「おんな太閤記」、移民をテーマにしたNHK「ハルとナツ」やTBS「99年の愛」など多数の脚本を手掛ける。中でも、1983年のNHK朝ドラ「おしん」は大反響を呼び、広くアジアでも放送される。また、1990(平成2)年からスタートしたTBS「渡る世間は鬼ばかり」は国民的ドラマとなっている。NHK放送文化賞、菊池寛賞、勲三等瑞宝章などを受賞・受勲。2015年、脚本家として初の文化功労者に選出される。主な著書に、『ひとりが、いちばん!』『夫婦の覚悟』(共にだいわ文庫)、『私の人生に老後はない。』(海竜社)、『安楽死で死なせて下さい』(文春新書)、『恨みっこなしの老後』(新潮社)などがある。

「2021年 『渡る世間にやじ馬ばあさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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