博物戦艦アンヴェイル (朝日ノベルズ)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 156
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022739360

作品紹介・あらすじ

博物戦鑑-それは、海の果ての「古の驚異」を探る、海軍の大型帆船だ。海が苦手な新米少女騎士ティセルは、国王の命を受けてその船に乗り組むことになった。使命は、天真爛漫(過ぎる?)通訳の少年、ジャムの護衛。頼りになるはずの青年艦長に率いられ、アンヴェイル号は大海原に乗り出す。だが行く手には敵国の軍艦が…。最強の構想でおくる、海洋冒険ファンタジー、いよいよ開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 38:少女騎士! 帆船! 海! 人外! ファンタジー! ……と、好きな要素がてんこ盛り。それだけに、レーベル的対象年齢の低さがちょっと残念な感じでした。いや、ジャムとアルがいまひとつストライク球ではないのが大きいのかなあ? あと誤植もちらほら。
    今後のティセルの活躍に期待です。

  • 小川一水はテクノロジー系とかプロジェクトX系とか言われているけれど、きちんとしたテクニックを持ったストーリーテラーでもある、それを再認識した本でした。逆に言えば、技術的な話はあまりなくて、個人的には食い足りない感じ。でもきちんと水準はクリアするあたり、さすが。

  • ファンタジーというよりもSFテイストが強い気がするのは、以前この作者の小説で読んだ「導きの星」を引きずっているからかもしれない。それにしても、まだこの星の全体像が地理的につかめないです。ちなみに、帆船ものというと私の中で一番は『海皇紀』だったりします。まぁ、なんにしても次巻が楽しみです。

  • 2010/05/17-2010/05/21

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著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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