- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022951458
作品紹介・あらすじ
米中の武力衝突のリスクが日に日に高まっている。中国が台湾を攻撃し米国が参戦すれば日本が巻き込まれ、核兵器が使用される「世界大戦」の火種になりかねない。安全保障学の重鎮が、複雑に絡み合う国際情勢を解きほぐす。
内容紹介(長文)
米中の武力衝突のリスクが日に日に高まっている。台湾有事を契機とする「世界大戦」は決してフィクションではない。
本書は、安全保障学の重鎮である著者が、民兵による攻撃など平時と有事の隙間をつく「グレーゾーン事態」と、情報、サイバー、宇宙などの「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、起こりうるべき現実的なシナリオを精緻に描き、中国の脅威をどう抑止するかについて分析する。また、米中の間で日本はどう対応すべきか考察する。
「新冷戦」から「熱戦」へと変わりつつある米中対立の行方を、最新地政学を駆使して読み解く!
感想・レビュー・書評
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期待を持って読み始めたのだが、似たような話が延々と繰り返され、グダグダな終わり方の感あり。
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煽るだけの人
何も気づいてない人
違うきちんとした視点を持っておきたい -
知的体力というか、中国の台湾解放に関する手段・機会・目的・動機とそれらに対する米国等による対応の濃淡について総当たり的に場合分け検討するマトリックス分析を延々と文章で書いてあるので、ただただ読み通すのに忍耐力がいるという。
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第1章 国交正常化後の米中関係ー過去から将来のマトリックス分析/第2章 中国の発展に関するモデル分析/第3章 「脅威」とはなにか/第4章 「能力」以上に重要な「意図」/第5章 中国の「目的」「動機」を左右する内外情勢/第6章 「グレーゾーン事態」「ハイブリッド戦争」-古くて新しい概念/第7章 「グレーゾーン事態」「ハイブリッド戦争」を如何に抑止するか/第8章 米中の軍事対立に関するマトリックス分析/第9章 中台双方の「目的」に関するマトリックス分析/第10章 中台双方の「動機」に関するマトリックス分析/最終章 米中戦争を如何に「抑止」するか