- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022951656
感想・レビュー・書評
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内田樹さんと岩田健太郎さんが指摘 コロナで露呈した日本の「急所」 | 毎日新聞(有料記事)
https://mainichi.jp/articles/20220324/k00/00m/040/418000c
朝日新聞出版 最新刊行物:新書:リスクを生きる
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=23440 -
対談を書籍化したものなので、すらすらと読み進められるけど内容は深くて、日本人の行動様式とか、人間が集団になったときの振る舞いとか、いろいろ考えさせられた。
特に合気道の教えの文脈で、「他人の技をいくら批判してもうまくならない。だから他人の技を批判してはならない」という話は、何にでも当てはまるなと納得したので、肝に銘じようと思った。 -
「コロナ禍は何を意味する出来事」なんて、大上段でなく「多様な視点」の一つでもと手にしたが残念ながら授からず…東京一極集中の理由「精密で正確なランキング知りたいから」は、あまりに的外れでは。貧しくても芸術、文化含めなんでも手に入るから、暮らしやすいからに決まってる。だんだん内田さん遠くなってきた。
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第1章 感染症が衝く社会の急所(2021年10月21日、凱風館にて)(「わかっている」人ほどわかっていない感染症/急激な感染収束の理由とは/勝者が総取りする「東京的なゲーム」 ほか)/第2章 査定といじめの相似構造(2021年11月18日、凱風館にて)(孤独が蔓延る競争社会/人を意地悪にする査定的な眼差し/チームのパフォーマンスを上げるには ほか)/第3章 不条理を生きる(2021年12月16日、凱風館にて)(ダイヤモンド・プリンセス号動画配信で果たせた役割/情報を商品扱いするメディア/サイエンティフィック・マインドが欠けた学び ほか)
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岩田医師はほんとうにおもしろい。「私見です」「私見です!」の繰り返しは笑ってしまった。TVなどのもっともらしい用意されたコメントはもう要らないのだ。こういうふうにしっかり背景や論拠といっしょに意見を聞きたい。こういう対談は自分が気づかなかった社会の欠点・問題点を教えてもらえてありがたい。本書のことを「話頭転々」と内田氏は仰っているが、話題に通底する「倦まずたゆまず考え、主張しないといけないよ」というメッセージは受け取れた。
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お二人の対談、やっぱり良いですね~。スリリングな内容もかなり含まれるんだけど、基本的には終始穏やかな雰囲気が感じられて、っていうギャップみたいなものがまた魅力。これからも、継続的に刊行されて行ってほしいです。
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まぁいつもの内田節
https://honto....
https://honto.jp/store/news/detail_041000064834.html
https://www.asahi.com/sp/articles/DA...
https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15327625.html