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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022951878
作品紹介・あらすじ
政治状況も、国民生活も悪化の一途をたどり、日本を蝕む閉塞感に打開の一手はあるのか。政治学者と新聞記者が、政治・社会・メディアの問題点、将来に絶望しながら現状を是認し続ける「日本人の病」に迫る。さらに戦後の歴史、国民意識の現在地を踏まえながら、縮小するこの国の、向かうべき道筋を示す。
感想・レビュー・書評
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権力や社会の構造を見据えた幅広い視点からの批判的意見が満載された異色の書籍だが、お二人の視点が多方面に向けられていること、その対象をリスペストしながら辛辣なジャブを繰り出すことに感心した.安倍前首相を例にとると、知性の一かけらもないぼんくらにも拘わらず、長年首相と勤めた背景に、官僚の酷使と選別が忖度という醜い風潮を生み出したと考察していた.楽しい批評だ.報道機関の劣化も争点に上がっていたが、ジョージ・オーウエルの「ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ.それ以外のものは広報にすぎない. Journalism is printing what someone does not want printed: everything else is public relations.」は金言だと感じた.
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タイトル通り!
現代日本の病魔を裏付けをもって紐を解いていく。
何でこんな日本になってきたのか通りを持って解明し、次に自分達(読者も)は何をすれば良いのかを問題提起しています。
安倍元首相亡後の統一協会問題、岸ダメ政権、官僚を痛烈に批判する続編を是非是非期待したい!
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