早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022952103

作品紹介・あらすじ

早慶MARCHの「ブランド力」は親世代とは一変した!入試形態の多様化、各校の学校戦略の多角化で、各校の「序列」は年々変容し、大学選びが難しくなっている。本書は、早慶MARCHの難易度・就職力・校風・研究力などといった基礎的情報から、大学力に影響を及ぼすようになっている各校の学生サポートについても掘り下げ、これらの学校の最前線を紹介。大学選択のヒントを示しながら、学校ブランドの深層もわかる、受験ガイド本としても読み物としても楽しめる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • さまざまなデータで大学比較。
    日本だけというのもね…狭い

  • 今のご時世、昔とは変化してるんだな、と感じました。

  • 書店でたまたま見つけて、タイトルに興味を持ち、購入しました。まず、驚いたのは、入試の多様化です。学校推薦型選抜、総合型選抜を受験する生徒の数が増加していること、全学統一方式や学部別入試の採用により、同一大学を複数回受験できること、地方会場設置が拡大していることなどを知り、30年前に大学に通っていたころとかなり変化していることを認識しました。また、進路にも変化が見られます。昔から、金融、商社が人気が高いことはなんとなく知っていましたが、それに加えて、外資系コンサル、ITの人気が高いことは知りませんでした。また、多くの学生が、大学で学んだことを就職活動や仕事に活かしていることがわかりました。その一方で、最初の章で、ロシアによるウクライナ侵略や統一教会に対する大学の姿勢について触れていましたが、あまり興味は持てませんでした。それでも、全体的には、さまざまな観点から、大学について、豊富な資料をもとに説明されており、興味深く読むことができました。中高生だけでなく、大学に興味を持つすべての人におすすめです。

  • 書店で目に止まり読んでみた。

    周りでも受ける人達の多かった早慶MARCHが今どうなっているのか、特にジェンダーに関する話題がボリュームとして多く印象に残った。各大学でのカラーの違いも垣間見ることができ興味深い。

    著者が大学ランキングの編集者であるからなのかもしれないが、取り組みを何でもかんでも取り敢えず称賛しているところが見られ、少々気になった。

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著者プロフィール

1960年神奈川県生まれ。教育、社会問題を総合誌などに執筆。『神童は大人になってどうなったのか』(太田出版)、『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)、『ニッポンの大学』(講談社現代新書)、『早慶MARCH 大学ブランド大激変』(朝日新書)、『高校紛争 1969-1970』(中公新書)、『反安保法制・反原発運動で出現── シニア左翼とは何か』(朝日新書)など著書多数。

「2023年 『特色・進路・強みから見つけよう! 大学マップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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