江戸のエロスは血の香り

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著者 : 氏家幹人
  • 朝日新聞出版 (2010年11月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023308664

江戸のエロスは血の香りの感想・レビュー・書評

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  • 衆道から女装男装、嫁姑夫婦愛まで、さまざまな江戸の性風俗を書いた本。著者さまは60歳近くとは信じられないほど文体が若くていらっしゃるので大変読みやすい。そして飽くなき探求心。
    江戸好き腐女子にはたまらない本だが、もちろん腐女子以外の方も楽しめる。賤のおだまきがデジタルライブラリーで読めると知ったのもこの本から。参考文献が私にはたまらない。

  • 江戸の風俗を主に研究されているという歴史学者氏家幹人氏の著作「江戸のエロスは血の香り」を読了、これは収週刊『名将の決断』に連載されたいたものを改題・加筆したものと巻末に書かれていたがまずそんな週刊誌があったんだくすっと笑ってしまった。ニッチなものがあるもんだと。
    タイトルはちょっと大げさ、でまあ江戸の恋愛は時に命がけであったことためつけた物だと追うが内容すべてが生き死にに直結するような話ではない。内容は主に江戸時代の性愛の話題(主に衆道)だけのみでなく、幕臣の結婚事情、嫁姑の確執、心中、離縁、お見合い、駆け落ちなどなど異性間から同性間までも広くに人間の営みに関わる様々なトピックが取り挙げられていて、今後歴史小説を読む上での参考になるかもしれない。まあほとんど役にはたたないとは思うが今後の酒の席での話題位にはなりそうな話がいくつか仕入れられたのでよしとするしかないかな。昨年もちょうど100冊(96作品)を読んだのだが、今年も大病なく本を読める事を祈ろう。今年の一冊目の軽い教養本を読むBGMに選んだのがMatt Dennisの"Pays and SIngs". 音は古い録音だからクリアではないけどなんだか聴くとほっとするなあ。

  • 今思ったのだけど、すげー題名だな。これ。

    熟女もセフレを作っていたやら、男妾の存在やら、女の女遊びやら。
    性的に抑圧されていたとばかり思っていた、江戸の女性たちも結構やる事やってるんだなと思った。
    良い悪いは別にして。

  • 「週刊 名将の決断」に連載されていた「日々恋々」を加筆修正したものだそうです。だから、なのか分かりませんがかなり細かく区切られてあり、少々読みづらかったです。「自慰」「ショタ」「不倫」「レズ」など性癖ごとのシンプルな章分けにしてあればかなり完成度は高かったハズ・・・です。

    タイトル通り江戸時代の武士及び庶民の性風俗を詳しく書いてある本です。すでに書いてしまいましたが「ショタ」「淫乱」「レズ」「不倫」「熟女の性欲」などなど平成の世でも公然と話すのがはばかられるような話題が史料によって赤裸々に暴かれており、非常に興味深いです。今も昔も人間の嗜好はそう変わらないものだなと思わせられます。

    ただ、なんで日記にこんな恥ずかしい性癖や性体験を書いたんだろう・・・と史料の中の筆者に思いを巡らせると、「よくわかんない」という一言に尽きるのですが、そこもまた、今も昔も自分の恥ずかしい部分を残しちゃおう、あわよくば(?)見られちゃいたい、辱められたい、という「よくわかんない」M性が人間の(日本人の?)中にあるということなのかな、と思ったり。

    私も50代になったら「余生を過ごすだけの金と茶呑男(あとくされのない男女の遊びが出来る男)」だけ手に入れて隠居、といきたいところです。

  • 男色も女色も余すところなく取り上げられていて読み応えがありました!!
    文章自体は平易なものなので、研究書的な読みにくさは少ないです

  • タイトルにエロスとあるので、江戸時代の性風俗を描いたものと思ってしまいがちだが、性愛の歴史(主に衆道)だけでなく、幕臣の結婚事情、嫁姑の確執、心中、離縁、お見合い、駆け落ちなど性(異性間でも同性間でも)に大なり小なり関わる様々なトピックが取り上げられている。話題は本当に多岐にわたり枚挙にいとまがない。エッセイ風の文章なので、読みやすい反面やや「軽い」感がしてしまうのは目を瞑るとして、内容自体は無類の面白さ。江戸習俗の歴史に興味があるならぜひ一読を。

  • プロローグで大爆笑!!!

  • 衆道って知らんかったわー。萌えるわーw

    ちょっとそれについて調べてみたいと思いました。

  • 昔の人って不思議。同じように考えるなと思っても、次には嘘だろ?って首をかしげちゃうような行動をとったり。面白かったです。

  • 「週刊名将の決断」に掲載されていた「日々恋々」を改題・加筆・修正。まとめ読みしたかったので、単行本化嬉しい。

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