実践ソーシャル・メディア・マーケティング 戦略・戦術・効果測定の新法則

著者 : ジム・スターン 酒井泰介

• 朝日新聞出版 (2011年2月18日発売)

作品紹介・あらすじ

ツイッターやフェイスブック、ユーチューブ、ブログなどのソーシャル・メディアをやみくもに活用しても、期待ほどのマーケティング効果は得られない。フォロワーやファンを増やせばいいというものではないのだ。ソーシャル・メディアをどう活用するべきか。マーケティング効果をどう測定すればいいのか。オンライン・マーケティングの第一人者が、売り上げ向上につながる具体的な活用法を公開する。すぐビジネスに応用できるアイデアが満載。

感想・レビュー・書評

[tom0003さんの感想 · 2011年11月8日]

ソーシャルメディアマーケティングを行う際にその後の効果測定の方法、KPIの設定方法、各指標の例。
常にその後の視点を持つのが大切。やりっぱなしじゃダメよと。

[とんびあぶらげさん · 2013/01/31]

同感。どれを選ぶかは自分次第だがKPIが豊富に例示されているのは実用的。

[isseiabeさんの感想 · 2017年2月20日]

非常に読みやすい。
文体なのか体裁なのか。
基本は変わっていないということなのだろうな。
ハウツー的に方面だけなぞったり、真似をしても長期的な成果には結びつかないと。
何が本当のゴールかというのはなかなか難しいし、それがわかればほとんど成功したと言えたりするのかも知れない。
実際には、単に踊らされているというケースが多いのだろうけれど。

[prepre1212さんの感想 · 2016年6月26日]

マーケティングの最適化のため、
1.顧客の注目を集める
2.彼らに好かれる
3.彼らを対話に引き込む
4.彼らに購買を決意させる

[くろしろうさんの感想 · 2014年8月14日]

ソーシャルメディア・マーケティングって、今後成り立たなくなるような気がするけど、現時点でできることを整理してみたい。「戦略」をしっかり立てることができている企業は多くないと思うけど、参考にしてみる。

[yoyogi39さんの感想 · 2013年10月22日]

Webの効果測定など、かなり具体的に記述されている。戦略と戦術をどのようにするか、指南役となる本。

[syikootwさんの感想 · 2013年3月12日]

雑学用。効果測定法の解説。良著。原著2010/4。ただ米サイト名はカタカナ、当分野の普及カタカナ語は漢字化され、逆翻訳が大変。なお技術詳細はなし。

[酒井 聡さんの感想 · 2012年9月22日]

ソーシャルメディアの本は何冊も読みましたが、本書は「現場に則している」という点で最も優れていると思います。
本書の主題は「いかにソーシャルメディアの効果を測定して価値を最大化していくか」というものです。
明確な結論はありません。様々なアプローチの仕方を、事例を交えながら示唆していくだけです。
「分からない」というのが、ソーシャルに真剣に取り組んでいる人たちの行き着くところです。本書は真摯にソーシャルに向き合っているからこそ、結論を出せないのだと思います。

ソーシャルメディアの性質や有用性を説明することを目的とはしていないので、入門書ではありません。
読者は様々なアプローチ方法のなかから、もっとも妥当性のあるものを選択し、カスタマイズしていく。
大学教授もマーケターも頭を悩ませながら確からしい方向に手探りで進んでいく。
これがソーシャルの最先端の現状だと思います。

[mirutanさんの感想 · 2012年8月15日]

実践と名のついている通り実践的・現実的な内容。

第１章目標設定は必読、
2章ではソーシャルでの影響力を分解してくれていて、誤解や思い違いが解けそう。
当然のことだけれど、「相手に伝える」ことと「伝わる」ことは違うということが例や表現を変え繰り返し解かれている。
3章以降はこの手の本を何冊も読んでいたり、仕事で嫌というほど体験しているなら読まなくても充分でしょう。
8章はネタ半分でも面白い。

できること、できないこと、意味のないことを言い切っている点に好感。
ただ明確な回答はここにはないので、タイトル通り実践のための手引きとして有用でしょう。

[トグサさんの感想 · 2012年7月20日]

企業の話。

[nissheeeyさんの感想 · 2012年2月4日]

仕事で必要なので読みました。
ソーシャルメディアでマーケティングって？？くらいのわたしですが、この本を読んで理解できました。

マーケティングのプロセスに従ってソーシャルメディアではどのようにするかを記述しているところがいいですね。
あとは、参考のURLなんかが載っているのもよいところ。ただし、サイト名なんかはわざわざ日本語訳しなくても、、、というところがあったのがちょっと玉にきず。

[konaarashiさんの感想 · 2011年12月26日]

”目標がないのなら、効果測定など何の意味もない。だが、そんな失敗はついぞ絶えることがない。"
と著者は言っている前提で、目標設定について、ついつい曖昧にしてしまいがちな点を明確にコメントしている。
ソーシャルメディアに限った話ではなく、施策実行→効果測定、というごく普通のプロセスにおいても参考になる本。
分析や効果測定に利用できるルールの紹介やKPIの例などがかなりの数紹介されているので、後で見返したくなるような気がするけど、見つけたきっかけが図書館だったので、そのまま借りて読了してしまった。。。
また、必要に迫られたら購入を検討するかも。

[soso191さんの感想 · 2011年10月21日]

SNSをマーケティングするのはまだインフラが整ってないから難しい。でもだいたいの傾向をつかむための指標は割り出せる。その指標はそれぞれの企業がどういうことを目的としているのかによってどのような意味を持っているのか違ってくる。
その指標についていろんなサイトや方法を紹介してる。
これがこの本の全て。もっと簡潔に書けるだろって感じ。

[mczkhrsさんの感想 · 2011年7月3日]

1回読んだだけだとちょっと頭にはいってこない。参照するためにおいておきたい本。KPIがたくさんあるけど、一番よいものってなんだろうっていうのは、常に考えなきゃだ。

[takahashimasさんの感想 · 2011年6月22日]

ソーシャルメディアプロモーションの影響をどう測るか、に特化した本。
類書があるのかは知らないけど、そうした視点は自分的には新鮮。
やりっぱなしの時代ももうすぐ終わるもんね。

[fffumiyaさんの感想 · 2011年6月22日]

特に新しい刺激的な内容ではなかったけど、ここに書かれていることは確かだと感じました。
3章の影響力を知る、4章の感情を汲む、人の気持ちを読む、5章、行動を促すをさらさらーっと読むだけでこの本はいいかなと思いました。
ただ載っていたwebをいくつかチェックしようと思います。

[tetitoさんの感想 · 2011年6月18日]

なかなか評判がよさげだったので、読了。
評判にたがわず満足だった。
どちらかというと、ソーシャルメディアマーケティングを行なっていくことの効果測定を行なう面を趣旨にしている本だが、それがまた指向にそってよかった。

ビジネスの3大原則
１、売上増進
２、コスト削減
３、顧客満足度の増大

これに沿って、様々なＫＰＩを設定する。などの内容。
☆４つ。

以下、目次。
序章 まずは基本原則の理解から

ソーシャル・メディア----その定義

第1章 目標を設定する

効果測定はもはや選択の問題ではない
測定結果、指標、重要な査定項目
目標がないまま、前に進んではならない
分析を理解する
マーケティング分析および最適化

第2章 ユーザーの注目をひく

ユーザーに知ってもらう
ブランド認知
ブランドの特徴を認めてもらう(ブランド理解)
ビジネス・ブログの効果測定指標
何人の人があなたの書いたものを見てくれるか？
何人がメッセージを受け止めたか？
ツイッター数
自社についてのコメントのリーチを測定する
ソーシャル・ネットワーキング・サイトでの測定
オーディエンスを測定する
アプリケーションやウィジェットの効果測定
メッセージは届いているか？

第3章 影響力を知る

彼らが持つオーディエンスの大きさは？
ハブ＆スポーク
ツイッター命
正しいターゲットの絞り込み
インパクト
ネットワーク(人脈)の価値
空疎な指標

第4章 情を汲む、人の気持ちを読む

兄、ダウのシャツ
ユーザーの本音を聞き出す
感情を探るためのフレームワーク
人工知能的理解の見込み
現在の技術の限界
希望の兆し
ツイッターを超えたセンチメント

第5章 行動を促す

あなたの投稿に反響を書き送ってくれる人は何人？
転送について再び......
ありがたいコメント投稿
発言する
幸せはクリックから
ウケているか？
クリックした後のエンゲージメント
「いますぐ買う」ボタン

第6章 メッセージを聞く

聞き上手検索
聞き上手率
称賛を聞く
レビューをチェックする
推奨するかどうかを聞く
苦情を聞く
参加を呼び掛ける
貢献を呼び掛ける
聞きに徹する、そして対応する
関連産業
あなたは聞き上手？
プロの聞き方

第7章 結果を出す

ウェブサイトの鍵となるパフォーマンス指標(ＫＰＩ)
キー・リスニング・インジケーター
キー・コミュニティー・インジケーター
競争相手との比較
ケース・スタディー ログの費用対効果
ケース・スタディー インテュイットによる効果測定
古くて新しい問題
クラウド・ソーシング

第8章 社内を発奮させる

ステップ1 変化を起こすエージェント役を引き受ける
ステップ2 相手に合ったメッセージ発信を
ステップ3 鼻先のにんじん
ステップ4 身に迫る実感を
ステップ5 計画立案
ステップ6 次を読め

第9章 そしてこれから

全てはソーシャルに
変わること、変わらないこと
統合すべき情報一覧
人の気持ちを読む

[hon159tamaさんの感想 · 2011年4月28日]

「明確で測定可能な目標を設定せよ」P37ソーシャルメディアをちゃんと仕事で使おうという本。数値でソーシャルメディアの効果を測る方法やツールについて。仕事でソーシャルメディアを使うなら是非

[２１０４さんの感想 · 2011年4月24日]

目次

序章 まずは基本原則の理解から

ソーシャル・メディア----その定義

第1章 目標を設定する

効果測定はもはや選択の問題ではない
測定結果、指標、重要な査定項目
目標がないまま、前に進んではならない
分析を理解する
マーケティング分析および最適化

第2章 ユーザーの注目をひく

ユーザーに知ってもらう
ブランド認知
ブランドの特徴を認めてもらう(ブランド理解)
ビジネス・ブログの効果測定指標
何人の人があなたの書いたものを見てくれるか？
何人がメッセージを受け止めたか？
ツイッター数
自社についてのコメントのリーチを測定する
ソーシャル・ネットワーキング・サイトでの測定
オーディエンスを測定する
アプリケーションやウィジェットの効果測定
メッセージは届いているか？

第3章 影響力を知る

彼らが持つオーディエンスの大きさは？
ハブ＆スポーク
ツイッター命
正しいターゲットの絞り込み
インパクト
ネットワーク(人脈)の価値
空疎な指標

第4章 情を汲む、人の気持ちを読む

兄、ダウのシャツ
ユーザーの本音を聞き出す
感情を探るためのフレームワーク
人工知能的理解の見込み
現在の技術の限界
希望の兆し
ツイッターを超えたセンチメント

第5章 行動を促す

あなたの投稿に反響を書き送ってくれる人は何人？
転送について再び......
ありがたいコメント投稿
発言する
幸せはクリックから
ウケているか？
クリックした後のエンゲージメント
「いますぐ買う」ボタン

第6章 メッセージを聞く

聞き上手検索
聞き上手率
称賛を聞く
レビューをチェックする
推奨するかどうかを聞く
苦情を聞く
参加を呼び掛ける
貢献を呼び掛ける
聞きに徹する、そして対応する
関連産業
あなたは聞き上手？
プロの聞き方

第7章 結果を出す

ウェブサイトの鍵となるパフォーマンス指標(ＫＰＩ)
キー・リスニング・インジケーター
キー・コミュニティー・インジケーター
競争相手との比較
ケース・スタディー ログの費用対効果
ケース・スタディー インテュイットによる効果測定
古くて新しい問題
クラウド・ソーシング

第8章 社内を発奮させる

ステップ1 変化を起こすエージェント役を引き受ける
ステップ2 相手に合ったメッセージ発信を
ステップ3 鼻先のにんじん
ステップ4 身に迫る実感を
ステップ5 計画立案
ステップ6 次を読め

第9章 そしてこれから

全てはソーシャルに
変わること、変わらないこと
統合すべき情報一覧
人の気持ちを読む

[kulkulkulalaさんの感想 · 2011年3月3日]

戦術、to-do的なことはほとんど書かれていないが、ソーシャル・メディアに携わるマーケティング担当者が知っておくべきことが書いてある。