大激変 2020年の住宅・不動産市場

  • 朝日新聞出版
3.10
  • (0)
  • (6)
  • (12)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 79
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023310322

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仕事で配下のメンバーが不動産領域に営業をかけている為、知識をつけるために購入。
    住宅・不動産市場は『フロービジネスからストックビジネスに変化』していく。
    ※フロービジネス:購入した土地などに付加価値をつけて(例えばマンションを建てる、戸建て住宅を建てるなど)、販売する事業態

    資産価値が市場の影響を大きく受けるビジネスのため、少子高齢化が進み、地価が上がりづらい現状の日本では通用しにくくなってきている。

    そこで今ある建物(マンション、アパート、戸建てなど)に付加価値を付けて運用していくことが求められる
    【ストックビジネス】

    例えば、日本は世界きっての新築至上主義だが、中古住宅をリフォーム・リノベーションして売却・賃貸することや、マンションや戸建てなどの管理を充実化し既存客へのメンテナンス投資を促すことが考えられる。

    細かいところに違いはもちろんあるが、日本製造業が直面している課題と大枠は一致しているように感じる。
    例:
    モノ売り→コト売り(システムとして売る、ソリューション営業)
    売り切り型→アフターフォローで稼ぐ
    サブスク形式など

  •  内容的にはたいしたことないけど,データのリファレンスとしては使えそう。東証住宅価格指数(いわゆる日本版ケース・シラー指数)とか,人口統計資料集とか。データに基づいたマーケット分析はコンサルならでは。2030年(あっという間ですよね)には秋田県の人口は4割減るとか,沖縄が最後まで人口が増え続けるとか,色々と参考になります。統計の勉強もしなければと改めて思いました。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×