- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023315419
感想・レビュー・書評
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少しは、処方箋めいたものを期待したが、結論は財政破綻は確実だが、「資産防衛」出来るのは富裕層だけ。貧乏人は自分に投資していざという時、より良い企業に転職できるよう能力高めておけだと・・・
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財政破綻のタイムリミットが近づいている。
傷は遅れれば遅れるほど深くなる。
勤めている所が倒産したり想定されるが、そんなときにも対処できるように自分磨きしておくに限るという結論だった。
・・・まあ、現実的にはそれしかないでしょうね。 -
現在の日本の財政の批判本。
旧大蔵省・現財務省出身者は経済成長よりも財政健全化を好むと聞くので、この著者もそうなのかもしれない。
これまで財政危機に瀕した国、政権が取った財政政策や、現在の日本の財政とその見立ては勉強になり、財政政策を理解する下地が出来る。
ただし、書かれている防衛策は「自分のスキルを磨く」、「財政再建を真剣に考える」という抽象的なことだけなので、具体的な防衛策を求めている人は、財テク本を読んだ方が良い。 -
「確実なことなど何もない」
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書いてあることは真っ当だと思うのですが、どの層に向けているのかがわかりづらい本でした。
関心ある層には物足りない(というか問題解決の端緒が見えない)一方、無関心な人の入門書としてはテクニカルな感じがします。 -
この前読んだ、中央銀行は持ちこたえられるかと同様に、消費増税が財政再建を遅らせていることを批判し、日銀の量的質的金融緩和が日銀のバランスシートを膨張させて、金利上昇時に日銀ふぁ損失を出すことを指摘しています。
その他、すでに財政ファイナンス状態であり、ヘリコプターマネー論議は無意味であること、終戦直後の財産税や新円切り替えなどの事例紹介など、ほぼ似た内容になっています。
たぶん、これらの本からすると、我が国の財政破綻は目前に迫っており、すぐに手を打たなければ国民生活を直撃するのだろうと感じました。 -
もう、危ないのですね。