ブラックないきもの図鑑 (動物たちの知られざるきびしいオキテ)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023317482

作品紹介・あらすじ

【自然科学/生物学】いきものたちの ブラック ともいえる厳しいオキテやその生態を紹介。こんなにつらいんです……と動物たちが悩みを告白します。おもしろくて、動物に関するへぇーな知識も身につく。イラストもかわいくて、子どもも大人も楽しめる。プレゼントにも最適。

感想・レビュー・書評

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  •  今回はブラックという括りで動物達を捉えたもの。
     個人的には、ナミチスイコウモリが、血のお裾分けをするのに興味をそそられた。勿論彼らにとっては食糧を分け、足りない時は貰っているだけなのであろうが、お互いの共存共生に必要不可欠なものとして自然と身についたものなのであろう。
     そして自分が分け与えないと、周りから血をもらえないとなるということであるが、一つの社会性も垣間見える。
     思うにブラックとして勝手に人間目線で捉えただけだが、それは彼らにとって生きていくために必要で自然なことなのであろう。
     動物から学べることは多々ある。

  • 自然界って厳しい、な本だけど一部は、ん? って思うようなところも。
    むそろ自然ってどうしてこうなってんだろうと興味が引かれてしまう。
    たぬきの糞とか、ヤギの方言とかヤスデの毒を薬に使うサルとか。

  • 今回も面白いとおもう

  • こどもたちに人気のざんねんないきものシリーズの著者によるどうぶつたちのキビシイ現実。わたしは動物を擬人化するのは嫌いなのですが、こどもにはとっつきやすくておもしろいんだろうなぁ。

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著者プロフィール

今泉 忠明(いまいずみただあき)
動物学者。日本動物科学研究所所長。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒。上野動物園で動物解説員を務めたのち、現在は、日本動物科学研究所所長、静岡県伊東市の日本ネコ科動物研究所所長・ねこの博物館館長を歴任。『飼い猫のひみつ』(イースト・プレス)、『図解雑学 最新ネコの心理』(ナツメ社)、『ざんねんないきもの事典 正・続・続々』(高橋書店)『愛くるしすぎるイキモノ パンダのすべて』(廣済堂出版)など著書、監修書多数。

「2023年 『マヌルネコ 15の秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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