科学探偵 vs. 暴走するAI 【前編】 (科学探偵 謎野真実シリーズ8)

  • 朝日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023319004

作品紹介・あらすじ

科学探偵 謎野真実シリーズ最新刊。真実たちの住む花森町がAI特区になった。AIのおかげでいろいろなことが便利になって、みんなは大喜び。ところがその陰で不穏な事件が動き出す……。トリックを解きながらAIについて詳しくなれる。

感想・レビュー・書評

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  • な ①20220329

  • 今回のシリーズも面白かった。
    謎野くんたちの住む街がAIモデル地区となり、そこで様々な事件が起こるというちょっとSFチックなお話。
    これまでのシリーズは怪談や都市伝説を題材にしたものが多かったのに対して、今回はSFだからかすごくリアリティを感じる。確かに近い未来にこんな事件が起こりそうな気がしてしまう。
    また今回のテーマが新しい科学技術であるため、大人でも知らないことが沢山あり、かなり読み応えがあった。
    いつも冷静な謎野くんはAIのメリットとデメリットを理解してAIに接していたのに対し、その他大勢は妄信的にAIに従っていたのが印象的。私自身は間違いなくこうしゃだろうな、と思いながら気を付けなきゃな〜と思った。
    そんな中、健太くんはフェイクニュースを見破ったりと、今回もなかなかの活躍を見せる。ほんとに健太くんの成長っぷりが著しい。
    またこぼれ話をとしては、マジメスギが恋に落ちるくだりもほほえましく読めた。

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