- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023322301
作品紹介・あらすじ
「科学探偵謎野真実」シリーズ、はやみねかおる「ルーム」シリーズなどを手がけた朝日新聞出版が満を持して創刊する小説シリーズ「ナゾノベル」。「謎と不思議と、まさかの結末」を読者にお届けするナゾノベルの第1弾は、はやみねかおる、青柳碧人らベストセラー作家5人がここでしか見られない共演を実現しました。「算数・数学で謎を解く」をテーマに、5人5様の個性がぶつかる珠玉のミステリーが集まり、読み終わったらきっとあなたも「数」が好きになる1冊です。「”出汁で割る”って、”0で割る”のと同じだ!」――数学に異能を発揮する中学2年生の真島尽が、なぜかまずくなってしまったおでんの謎を解く!? 「事件÷出汁=名探偵誕生」(はやみねかおる)「非科学的な直感は信じないが、わが友の言葉は信用できる」――この世から、電卓もメールもコンピューターも消え去った? 信太とレイジの親友コンビは世界をもとに戻せるのか? 「盗まれたゼロ」(向井湘吾)「わかるんだよ。このアルゴリズムを使えば、みんなをだましている『嘘つき野郎』が」――クラス1の人気女子が呪われた! 謎を解くのは、スマホと弟だけが友達の「引きこもり姉ちゃん」? 「引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理」(井上真偽)「でも私は負けないわ。これを見て。142857って数、おもしろいのよ」――昔のフランスに生きる数学好きの13歳、ソフィーと、現代に生きる数学嫌いの14歳、真理。時空を超えた友情が、2人の未来を少しずつ変えていく。 「ソフィーにおまかせ」(青柳碧人)「真瀬、お前は数学という魔法を使ったじゃないか」――魔法に夢中の中学2年生、北条真瀬。無実の罪で逮捕された友人の父を救うため、魔法ではなく持ち前の計算力をつかって推理を繰り広げる。 「魔法の眼」(加藤元浩=漫画)
感想・レビュー・書評
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数学が絡んでくる日常の謎、短編集。(1作は漫画)
整数と自然数はどちらが多いか、ゼロがないとどうなるか、ストリーム・アルゴリズム、循環節、数学で見える世界があるかも。
言われればそうかと思えるけれど、実際のところは難しくてよく分からない。
数学が魔法、と言うのは面白かった。 -
小学生向けかなぁ
中学年以上の漢字にふりがな
さくっと読む感じ
数学の内容自体はちょっと難しい? -
子供が数学に興味持ってくれるといいなと思って購入しましたが、どうでしょう。
トピックとしては循環少数が、読み物としては引きこもりねーちゃんのお話が好きな私は、来年2023年が7x17x17に因数分解出来る事に気がついて、割とシンプルな形に嬉しくなっています。素数っぽいと思ったのに。 -
はやみねかおる、向井湘吾、井上真偽、青柳碧人、加藤元浩による数をキーにした短編集。
ジュニア向けの作品なのだと思うが、数学が苦手な大人も楽しめる。 -
字も大きく行間も広いのでサクッと読めて楽しい児童書。数字にまつわるミステリで5人の作家さんのアンソロジー。青柳碧人さんと向井湘吾さんの作品が特に好きかな。数字のあれこれで少し賢くなった気がする。
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よくあるアンソロかなと思ったら居並ぶ作家がだいぶガチだなと読んでみました。結構ちゃんと想定読者層に分かるレベルの算数の知識が謎を解くカギになってるのは好感。あまり見ない感じの数学知識を使ってきた井上真偽「引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理」が面白かったかな。
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はやみねかおるや井上真偽が好きなので手に取った本。
謎は数がどれも絡んでくるので難易度高めだが、サクサク読めた。
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途中で詰んだ。面白いけど…。うーん難しい
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数について興味がわいてくるアンソロジー。