さりげなく品と気づかいが伝わる ちょい足しことば帳

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 110
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023322660

作品紹介・あらすじ

「私もよくやるんです」「どうでしたか?」「気づけてよかった」といった簡単なひとことを、いつもの表現にプラスするだけで、あなたの発することばが各段に魅力的に! それが「ちょい足しことば」です。相手が話したくなるから会話が弾む、思いやりが伝わるから印象もアップ、相手との信頼関係も深まります。気まずさを回避したり、言いづらいことや反論も伝えやすくなるので、相手も自分もコミュニケーションが楽になります。うっかり”タメ語”が出てしまったときにも、ちょい足しことばで品のあるフォローが叶います。いつもの言葉に足すだけだから、言い換えよりもはるかに簡単! 元TBSテレビのアナウンサー、60年にわたって後進のアナウンサーや、日本を代表する企業の経営者層、若手社員たちにコミュニケーション全般を教えてきた著者が厳選した、今すぐ使える珠玉の100フレーズを収録。【本書の内容】第1章 相手の話を引き出す! “共感・感想”のちょい足し第2章 気づかいながらツボを押す「第二のあいさつ」 “問いかけ”のちょい足し第3章 よいところは素直に “ほめ”のちょい足し第4章 「はい」にプラスで効果倍増! “返答・賛成”のちょい足し第5章 思わず引き受けてしまう “依頼・相談”のちょい足し第6章 雰囲気が悪くならない “意見・提案・反論・質問”のちょい足し第7章 気持ちよく許してしまう “謝罪”のちょい足し第8章 相手がスッキリ諦める “断り”のちょい足し第9章 相手の気持ちが軽くなる “おわび受け”のちょい足し第10章 またやってあげたいと思わせる “感謝”のちょい足し【著者略歴】いまい・ともこ 東京生まれ。立教大学文学部卒業後、TBSテレビに入社。アナウンサーとして音楽番組から報道、スポーツ番組と第一線で活躍。初代お天気お姉さんとして視聴率40%を記録、お天気情報を番組として定着させる。また、TBSラジオの看板番組『キユーピー・バックグラウンド・ミュージック』を27年間担当してきた功績などから、1988年、放送貢献者に贈られる「ゴールデンマイク」賞を受賞。退社後「ことばによる自己表現」の重要性を広めることを目指し、人材教育を行う株式会社TJコミュニケーションズ「とも子塾」を設立、伊藤忠テクノソリューションズ、資生堂、東芝、丸井、ミキモト、モスフードサービス、ワコール、オール日本スーパーマーケット協会、全国地方銀行協会、日本女子プロゴルフ協会、日本秘書協会など日本を代表する企業や団体の人材育成に携わる。新聞・雑誌でコラムやエッセイを執筆するほか、『できる大人が使っている 社会人用語ハンドブック』(サンマーク出版)、『誰とでもラクに話せるコツ101――しんどいシーンをすべて解決!』(高橋書店)など著書多数。ライフワークとして音楽朗読の表現活動に力を注ぎ一貫して「ことば」の世界に生きる。

感想・レビュー・書評

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  • ちょい足し言葉1つにつき見開き1ページでテンポ良く読める。
    最近仕事が変わって、電話対応や会議やど今まであまり経験してこなかった事をするようになった。
    ちゃんとした敬語を使わずに年齢を重ねてしまい、自分の言葉遣いってこれで大丈夫なのか...?とコンプレックスを感じていた私にとって、とてもためになる本だった。

    例えば、
    「○○という事ですか?あんまり詳しくなくてすみません...」→「不勉強で恐縮ですが、○○という事でよろしいでしょうか?」
    「すみません。そこまではちょっとわからないです...」→「考えが及ばず申し訳ありません」

    などなど、ちょっとした言い回しで文章がスマートになって、人に伝わりやすくなる。

    そして、私がこの本で特に良いなと思ったのは、「文法的に正しい敬語を使う」という事より、「相手に敬意を持って接する」という事に重点を置いているところ。
    正しい言葉で完璧に、失礼の無いように話す事よりも、自分の言葉で相手への敬意を表現する事が大切。
    自分の言葉で話す時にちょい足し言葉を使うことで、より簡単に相手への心遣いや気配りを表せますよ、という事だと思う。

    確かにどれだけきちんとした敬語でも、マニュアルを読んでいるような対応だと不快にはならなくても記憶には残らない。
    多少表現はくだけていても、自分のために選んでくれた言葉は相手への信頼につながるし、嬉しくなる。

    今回学んだたくさんのちょい足しことば。
    使えそうなものから意識して少しずつ使って自分のものにしていきたい。

  • 会話に少し加えることで相手が持つ印象が変わる一言集。見開きでシンプルな例示と要点が強調された解説があって、全部をしっかり読まなくても、感覚的に自分に必要と思える言葉が入ってくるので、要点も絞れて分かり易い。無意識に出来ていることも多いけど、なるほどと改めて気付かさせられるものも。ただ、テクニックとして意識しすぎると、逆にあざとくみられる諸刃の剣となるかも。サラッと読んで脳にインプットさせて、自然に出てくる言葉のストックが増える位の活用が良いかも。

  • 仕事上での場面が多いのと、日常生活ではもうすでに使っている言葉が多かったので目新しい学びはありませんでした。残念。

  • 3月8日新着図書:「私も同じ気持ちです!」「お手数をおかけしますが」「お心づかいをいただき」などなど、相手に好印象を与え、会話をはずませるような、”ちょっとしたことば”の数々が紹介されています。対面でもメールでも、様々な場面で使える「品」を感じさせる言葉の数々。私も勉強になりました!
    タイトル:ちょい足しことば帳 : さりげなく品と気づかいが伝わる
    請求記号:キャリア800:Im
    URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28209576

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