- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023322882
作品紹介・あらすじ
俳優・映画監督・脚本家、そしてバラエティ・教養番組のMCとして、その姿を見ない日はないほど幅広く活躍中の佐藤二朗氏。フォロワー数200万人超のTwitterは、ファンに笑いや安らぎのひとときをもたらし、仕事も家事も育児も世の中も、全ての疲れを吹っ飛ばしてくれると、ひそかな“中毒者”が増え続けています。本書は、そんな佐藤氏初となるコラム集。
Twitterでもおなじみ、意味不明のようで滋味すら感じられる「酔っ払いネタ」やオリジナリティが過ぎる「妻」の毒舌考、「永遠の精神年齢子ども論」などに加え、日々の出来事へのやさしくも鋭い考察、表現者としての“ジローイズム”が満載。また、衝撃的な未発表作品含む脚本5作も収録。未だ見ぬ「佐藤二朗」と、安心安全安定の(ちょっと不安で危険でもある)いつもの「佐藤二朗」と、あらゆる角度から出会えるであろう一冊です。
装画は、佐藤氏の永遠のバイブル『ザ・ワールド・イズ・マイン』の作者であり、出演映画『宮本から君へ』)の原作者、漫画家の新井英樹さんの描き下ろし。「つぶやき」の吹き出しも新井さん直筆という特別仕様。
内面は「永遠の約8歳児」とはいえ、いろいろ漏れてしまうお年頃。その中から、本書は「心」のおもらしに限定しているのでご安心ください。
吹き出したり、今日のモヤモヤ・イライラがどうでもよくなったり、一緒にとことんいじけてみたり、しんみりしたり、家族をいとおしく思ったり、佐藤二朗氏の出演作が何倍もおもしろくなったり。そうこうしているうちに、いつしか、あなた自身も感情をおもらししてしまうかもしれません。
感想・レビュー・書評
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クスッと笑えて、元気をもらえる本です。
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佐藤二朗さんの5年にわたるコラム。
クスりというレベルではなく、声を出して笑ってしまうくらいに面白かったです。
駄文と本人は言っていますが、ユーモアと言葉のチョイスは流石といったところ。
文章を読んでいるのに、じろうさんのセリフとして脳内再生されて、この俳優さんはすごいなと改めて実感しました。
面白さに潜むたくさんの愛によって、人柄の良さが滲み出ていて、より応援したくなりました。 -
読んだら少し元気に前向きになれる!
佐藤二郎さんが2018年から2022年頃にコラム(Aera)掲載した内容がまとまっている。
奥さんや息子さんから言われた二郎さんにまつわるTwitterや芝居に対する想い。俳優であり監督もこなすマルチな魅力が詰まっている。