スースーとネルネル

著者 :
  • 偕成社
3.65
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本棚登録 : 316
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032276305

感想・レビュー・書評

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  • お話はどーかな?面白いよーって感じではないです。けど、色彩がいいの。時計のなかに入っていくところの青が素晴らしいなぁって思うよ。絵を楽しむ絵本だなって思います。

  • 荒井さんワールド。ちょっぴりこわいページもあり。でも創造力や冒険心をくすぐられそうな絵本。

  • 相変わらず図書館で、いろんな絵本を借りまくっている我が子。最近ハマっているのはNHK教育テレビで放映中のアニメ『スキマの国のポルタ』の原作者でもある荒井良二さんの絵本。
    一見、落書きみたいにも見えるタッチの中には、実は細やかな感性が潜んでいて、触れるたびに味わい深く、またその独特の色使いと共に強烈な印象を残すという不思議な魅力を持っている。
    なかでも、これはチビたちのお気に入り。
    ちょっぴりコワイ感じもあるけど、子どもの想像する世界って、まさにこんな感じだったよなぁって思いました。“夢に落ちる瞬間、夢の世界への入り口”を(私自身子どもの頃そうだったように)子どもってわりとはっきり認識してるんだよなぁって。
    部屋の灯りを消して、目を閉じて、その後に飛び立つ空想世界への羽ばたきの助走…。
    できるなら、それがいつまでもワクワク、ドキドキ、楽しめるファンタジーであることを親としては願っているのだけれど。

    子どもも凄く気に入って何度も何度も読んでほしいと言われました。お休み前に読んであげたい現代の童話って感じでしょうか。

    そういえば、この本は荒井氏からマーガレット・ワイズ・ブラウン作の『おやすみなさいおつきさま』へのオマージュだとか。なるほど~、言われてみれば構図は何となく似てるかも?!でも、やはりポップさという面では『おやすみなさい~』はすごく優等生な感じがするかな(もちろん、すごく好きな絵本ではあるんだけれど…)。言葉のリズム、跳ね、荒井さんが音楽にも通じている人だからかなのかは分からないけど、一貫して荒井作品の根底にはロックンロールな感じがあるというか、ね(^_-)-☆

    (ブログ用に書いた記事より/http://future.office-rockets.com/?eid=449856

    2008/10/01
    自宅用に購入。

  • 荒井良二のだる〜くてとぼけた絵本

  • これも頂きもの。
    絵のプロは言葉のプロ。何気ない一言が、こどもの心をつかむ。
    さすが荒井さん。

  • これを読んだときの子供の頭の中が見てみたいです。別の世界に移り変わるところの絵が、なんとも素敵で、私が興奮してしまいました(笑)

  • なかなか寝ない男の子「スースー」となかなか寝ない女の子「ネルネル」の二人が、ベッドに入ってから眠るまでに想像の世界で遊ぶお話。想像の世界と言ってしまっては面白くないが、荒井良二さんの独特の画の力が、読む子どもにも夢を見させてくれるだろう。2歳後半くらいから。

  • 想像力が膨らみ、かのんも一緒に物語の中に入り込んでいます。
    怖い場面では怖がったり、
    おやつの場面では笑ったり。
    セリフも徐々に覚えています。

  • 子供にとっての夜は冒険に違いない

  • なんとも言えないふたりの顔が最高です。

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著者プロフィール

1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』で日本絵本賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督を務めるなど、その活動の幅を広げている。

「2023年 『みんなたいぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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