あしたもともだち (「おれたち、ともだち!」絵本)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 970
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032320305

作品紹介・あらすじ

キツネとオオカミはともだちどうし。だけど、オオカミがちかごろへんなのです。なんだか、キツネをさけてるみたい。「どうしたの?オオカミさん。ぼくたち、ずっとともだちだよね!?」。

感想・レビュー・書評

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  •  怪我をして動けないクマをこっそり看病するオオカミ。そんな優しさがみんなにバレたらオオカミの名折れ……! しかし、事情を知らないキツネは、オオカミに新しくともだちが出来たと誤解して……?!

     図書館本。
    「おれたち、ともだち!」第3弾。
     このシリーズを知った最初の話。NHKの人形劇で見て、ずいぶんとアバンギャルドなキャラクターデザインだなと目を惹かれたのを覚えている。ストーリーも、子ども向けにしてはずいぶん複雑な……という感想だった。

     それは今でも変わらず、オオカミのハードボイルドを貫こうとして出来ない人の好さや優しさ、キツネの束縛彼女じみた嫉妬心は、「5、6歳じゃわからんだろ、これ……!」と思ってしまう。(ってか、わからんで良いよ、まだ……)

     でもやっぱり、何度も読み返しちゃうんだよなあ。

  • 「キツネとオオカミはともだちどうし。だけど、オオカミがちかごろへんなのです。なんだか、キツネをさけてるみたい。「どうしたの?オオカミさん。ぼくたち、ずっとともだちだよね!?」。」

    オオカミは「やさしいやつ」なんて周りに言われたくないから、こっそりクマの看病をしていた。
    オオカミの性格と、状況を理解したキツネは、もっとオオカミが好きになる。そんなほっこりエンディング。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00304787

    このごろオオカミに避けられているようで、キツネは心配です。キツネとオオカミの友情をユーモアたっぷりに描く、シリーズ3作目。(出版社HPより)

  • 「あしたも あそぼうね! あしたも ともだちだよー!」

    キツネくんの言葉はどれほど暖かいものだろう

  • 図書館本。「おれたち、ともだち」シリーズ。個性的なキャラクターを楽しんでます。

  • 好き!

  • シリーズものだけれど、この本がママな私は初見。真のやさしさって何?な話に、子どもたちにぜひぜひ読んで欲しいって思う1冊です。やさしいって思われたくない、そんなおおかみくんが、かわいいって思ってしまう♡

  • キツネに内緒でクマを助けるオオカミのお話。「オオカミは もりいちばんの らんぼうもの」と決まっていようが、キツネとそんなに仲良く遊んでいたら、たぶんもうイメージは変わっているような……
    言い訳を付けてキツネを帰らせるオオカミの、申し訳なさそうな表情がいい。
    キツネの「どんぐりのかさ」の帽子や、落ち葉を模した服も、とてもかわいい。

  • オオカミさんは、やさしい。
    はじめは疑ってたけど、本当のことを知って黙って反省してるキツネさんもやさしい。
    この作品はシリーズで、ふたりの出会いの場面もあるようなので、読んでみたい。

  • いい事するのが恥ずかしい人もいるよね

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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