イーラちゃんはおうさま

  • 偕成社
3.92
  • (4)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033136707

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4歳9ヶ月男児。
    お片付けしないのでおやつ抜きになったイーラちゃんが、王様になってやりたい放題やるお話。
    お菓子だけの晩ごはんなんて最高なんだろうな。
    最後はきちんとお片付けして、「そうそう、やればできるんだよねー。」と自分と重ねていた・・。

  • 子供の想像の世界が細かく描かれていて楽しい。外国の絵本みたい。

  • 部屋の片づけをしないならおやつのドーナツは作らないとお母さんに言われご立腹のイーラちゃん。
    王様なら部屋の片づけなんてしなくてもいいんだろうなあ、と王様になることを決める。
    理想の王様の絵を描いて、ベッドに布を巻いて王様のお城に。
    お城に戻ると家来たちが王様の帰りを待っていた。
    片付けはしなくても怒られない。
    お風呂はプールみたい。
    好きなものだけ食べていいので、ご飯はお菓子だけなので、全部食べられる。
    王様なので、世界中の王様の色々な服を試してみるけれど、やっぱりいつものままが一番。
    夜、王様は1人で寝る。
    でも、何か忘れているような。
    イーラちゃんの大切なぬいぐるみたちが寂しそうに窓から覗いている。
    ぬいぐるみたちにはイーラちゃんがいないと駄目なのね、ということでイーラちゃんは王様ごっこをやめて片づけをする。
    片付けだってやれば出来るのだ。
    イーラちゃんは怒られたことも忘れてドーナツ出来た?とお母さんに聞きに行くのだった。

    王様ならやりたい放題。
    でも、みんな家来だから一緒にあそんでくれる友達はない。

    想像の中でいつでも王さまに。

    外国の作品っぽい絵柄だけれど、日本の作品だったとは。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1975年栃木県生まれ。多摩美術大学油学科卒業後、フリーのイラストレーターとして雑誌やCDジャケットなどを手がける。絵本に『イーラちゃんとまじょのヤーダちゃん』(偕成社)、『へんしんれっしゃ』『ドアをあけたら』(以上、東京書店)などがある。

「2019年 『かげパ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

しまだともみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×