- Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033272207
感想・レビュー・書評
-
ブックサンタ用に登録します。
美しい絵と夢のある世界観でクリスマスにぴったりのお話です。
サンタさんと小人たちがクリスマスまでの一年間、どんな準備をしているのか?
そしてクリスマス当日はどんな風にプレゼントを配っているのか?
トナカイのお世話からおもちゃ工場での製作工程、さらにサンタクロースたち自身のクリスマスの過ごし方が暖かいタッチの水彩画で描かれています。
子供のころからこの本が大好きで、冒頭は今でも諳んじられます笑
小人さんがいたるところにいて、彼らの行動も千差万別。まじめに仕事をしていたり、隠れてサボって同僚に見つかったり、インクの缶に頭から突っ込んでインクまみれになったりと、思わずクスっとしてしまいます。
絵を見るだけでもわくわくする素敵な一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サンタさんの世界を1年で表現
夢のあるお話 -
息子と『サンタクロースと小人たち』を読みました。
この絵本は、サンタクロースといっしょに暮らす小人たちの1年間を描いた絵本で、暑い時期には季節外れの物語なんですが、この絵本、少し長めなので時間がある時にしか読んでやることができないんですよね。
サンタクロースはどこに住んでいるのか?
どうやってプレゼントを準備しているのか?
どうやって子ども達が欲しい物を調べているのか?
そして、どうやって世界中に配っているのか?
そんな、サンタクロースについての謎が、納得できるように丁寧に描かれていて、私が気に入って購入した絵本です。
(今のところ息子は信じているようです)
-----story-------------
サンタクロースはコルバトントリという、フィンランドの北のはずれの高い山のふもとの村に小人たちと住んでいます。
この村には、サンタクロースが、何百人という小人やたくさんのトナカイたちに囲まれて暮らしていました。
小人たちは、サンタクロースがクリスマスに世界中の子どもたちにプレゼントを渡せるように、大工工場、印刷工場、織物工場など各工場でプレゼントをつくったり、どの子が何を欲しがっているか、みんなよい子にしているかを調査したりしているのです・・・
-----------------------
息子はいつまでサンタクロースのことを信じているのかな?
親の願望としては、夢はずっと持ち続けていて欲しいものですよね。
今年はサンタクロースに何をお願いするのかな。 -
2021年12月26日 朝日新聞 天声人語 で紹介されました
我が家の本箱から探し出しました
久しぶり❣️
大人の感性で じっくり読み直し
柳田邦男さん の「絵本は人生に三度」を 体感しています
過去の ブグログ 「評価と感想」を わくわくしながら 読ませて頂けて
1日遅れの素敵なクリスマス -
サンタさんと小人さんたちは、こんなふうにプレゼント
-
「北欧の村で、大勢の小人たちと一緒に生活し、プレゼント作りに励むサンタの一年間を楽しく描写。フィンランドの人気作家の絵本。」
子どもの頃に読んでもらって大好きだった本。絵があたたかい。おもちゃや書類がごちゃごちゃと散らかっているのもなんだかリアルでおもしろい。小人もどうぶつたちもたくさんいておもちゃ工房はとってもにぎやか。戸棚のスキマや机の下からちいさなおめめがのぞいているのもおもしろくて、探して遊んでいたなぁ。
絵が細かいので、、読み聞かせよりも親子や友達、一人で眺めるのにおすすめ。
絵本は大きめなので少人数での読み聞かせには◎ -
可愛いすぎる
-
小3の娘と読んだ本。サンタクロースの住む村のお話。プレゼントが届くまでの色々が細かく描かれていて、大人には夢のあるお話。娘は絵の細かいところもよく見ていて楽しい様子。
-
NHKの番組「4Kで旅するヨーロッパ冬 フィンランド北極圏の自然の暮らし」を見ていたら、今回の絵本の著者「 マウリ・クンナス」さんの話があり、久々に読み返してみました。
絵本はサンタクロースと小人たちが、世界中の子供たちにプレゼントを配り、素敵なクリスマスを迎えてもらえるよう1年をどのように過ごしているか描かれています。また子供たちの謎であるサンタクロースがどこに住んでいるか?にも答えてくれます。サンタクロースはフィンランドに住んでおり、かわいい絵には、フィンランドらしいものがたくさんちりばめられています。赤いお家、クリスマスのパイ菓子ヨウルトゥルットゥ、ミルク粥リースプーロ、オーロラ、秋のルスカ・・・建物、小物、風景に至るまでフィンランドがあふれていることに改めて気づかされます。きっと、フィンランドの方にはもっとたくさんの気づきがあるのだと思います。もうずいぶん前になりますが、子供と一緒に読んだとき、「いつかサンタさんに会いに行こうね!」言っていた頃が懐かしく感じられます。
著者によると、「子供たちの世界にも心配事はたくさんある。でも子供たちにはなるべく不安をいだかないでほしい。だからサンタクロースの世界を通して幸せなひと時を味わい、現実とは異なるもう一つの世界で創造的に過ごしてほしい」と願ってサンタクロースの絵本を書いたそうです。この絵本を読むと、子供が小さかった頃に戻り、笑ったり、楽しかったり、時にはしんどかった子育ての記憶がよみがえります。そして今読んでみると、サンタクロースの世界を想像しながら、リラックスできる時間を過ごすことができます。
フィンランドとサンタクロースにあふれ、そしてサンタクロースの様々な謎に答えてくれます。子供たちにはもちろん、大人が読んでも楽しめる1冊だと思います。 -
£3