おばけやしきへようこそ!

  • 偕成社
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本棚登録 : 370
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033276908

感想・レビュー・書評

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  • 10月に「先生が面白い本を読んでくれたよ。借りたいんだけど、いつも借りられていてないの。」と話していた小1の娘が1月にやっと借りて帰ってきてくれた本。
    学校図書館で人気の本らしい。

    内容:
    深い森の奥に古い洋館があり、
    そこには魔女や幽霊、トロルい緑色の怪物、
    魔法使いや獰猛なライオンが住んでた。
    そんなお化け屋敷に、ある日小さな女の子がやってきた。
    森で迷子になり、一晩泊めてほしいという彼女。
    お化けや魔女たちは珍しいお客を怖がらせようと張り切りますが、ちいさな女の子は全然怖がりません。とほほ。

    スウェーデンの作家さんの作品。
    絵が美しく、お化け屋敷は怪しくてよい。
    幽霊を少女が捕まえて、ベッドのシーツにしてしまうところが面白い。
    そして、夜の間全力で少女を怖がらせようと張り切った魔女やトロルたちが、朝になるとパジャマ姿で少女といっしょに朝食を食べているのに笑ってしまった(笑)
    少女はこのまま何日でもこのお屋敷で過ごせるだろうな。

    バタつきパンという響きが魅力的。
    バターをぬったパンだよね。
    なんで絵本に出てくるバタつきパンって
    幸せでおいしそうなんだろう。


    1年生の教室で、娘がクラスメイトとくすくす笑いながらこの絵本を楽しんだのだろうなぁと想像したら
    とってもハッピー。


    5歳~小2まで よみきかせ〇

  • 4歳8ヶ月男児。
    不気味なノイシュバンシュタイン城みたいにお化け屋敷にたどり着いた女の子と、その女の子を驚かせようと頑張るお化けたちのお話。
    すでにたくさんのおどろおどろしい絵本やテレビを観ているので、綺麗な絵のオバケたちは怖くなかった模様。

  • 森の奥深くにある大きくて暗いおばけ屋敷。そこには怖い魔女や、不気味な幽霊、毛むくじゃらのトロル、ベトベトした怪物、獰猛なライオンたちがたくさん暮らしていました。
    ある夜のこと、両親とはぐれた小さな女の子が屋敷にやって来て、一晩泊めて欲しいと言います。これを聞いて魔女たちは大張り切り。「人間を怖がらせてやるぞ」さあ、おばけの本領は発揮できるのでしょうか?……

    西洋のおばけ、かわいいなあ、かっこいいなあ。
    魔女大好きオバケ大好きな3歳娘も、大喜びで眺めていました。
    娘よ、この主人公の女の子のようにおなり。

    ところで作中にも登場する「バタつきパン」、子どもの頃から憧れている食べ物なんですよね……。単にバターを塗ったパンなんでしょうけど、「バタ」っていう語感がなんとも美味しそう。この訳に出会えると嬉しくなってしまいます。

  • 絵もストーリーも最高!

  • 女の子がおばけやしきへいっても、こわがらず、ふつうの生活をしていたので、すごいと思いました。

  • 図書館で借りました。

     絵本。物怖じしない女の子の話。親の躾が、きっと悪いのです・・・(笑)

     森の奥にあるお化け屋敷。
     魔女やトロルやライオンや幽霊が住んでいる。
     そこに親とはぐれた女の子が迷い込む。
     翌日、見つけてくれた両親に女の子は「立派な屋敷にとめてもらって、ごはんもいただいた」と本気で言います。

     魔女の鍋を勧められて「わたしにそれ、合わないと思うの。パンとバターちょうだい」という、自己主張の確立した女の子……。飛び回るシーツ幽霊を捕まえて、ベッドにしきなおして眠っちゃう。
     ひどい……。お化けの立場がないじゃないか(笑)
     がんばれ、お化け♪

  • 古本屋さんで。
    スウェーデンの作家さんというのと、やはりタイトルで(笑)
    それと
挿絵も色鉛筆調の可愛らしいイラストだったので。

  • Diary:2004/10/6
    ひょうひょうとした女の子がとってもいい。質感のある絵でありながら、ユーモアにあふれている。

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