どうぶつさいばんライオンのしごと

著者 :
  • 偕成社
4.12
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本棚登録 : 372
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033313603

作品紹介・あらすじ

タンザニアの草原にたつ一本のイチジクの木。大きなイチジクの木は、ずっとずっとむかしから草原をながめていました。イチジクの木はたくさんのことをしっています。草原はずっとかわらないこともしっています。そのイチジクの木のもとでくり広げられる「どうぶつさいばん」。うったえたのはヌー。うったえられたのはライオン。かずかずの証言、タンザニアの草原、ライオンに罪はあるのか?長年、野生動物の獣医として動物を診続けてきた著者竹田津実と、動物園の飼育係として20年以上、動物と生活を共にしていた画家あべ弘士が、動物たちのあるがままの姿を語る絵本。5歳から。

感想・レビュー・書評

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  • ライオンのしていることはしごとなのだね。
    こういう視点をもつのは大事だな。

  • 〝タンザニアの草原にコビエと呼ばれる大きな岩がありました。コビエのいちばん高い処に、一本のイチジクの木が立っています。大きなイチジク木は、ずっとずっと昔から草原を眺めていました。イチジクの木は沢山のことを知っています。そのイチジクの木のもとで「動物裁判」が始まりました。訴えたのは、子どもを食べられた母親のヌー。訴えられたのは、ライオンでした...かずかずの証言がとび出す...果たしてライオンに罪は? 判決は?〟動物たちのあるがままの姿を、獣医さんと飼育員さんが伝えたかった絵本。

  • 食物連鎖の重要性が描かれた作品。
    あべ先生の絵が好きで、今回も色味が鮮やかで最高の作品と思いました!!

  • 食べられたヌーのお母さんの子どもと食べたライオン、そしてそれぞれの証人が裁判でする主張に考えさせられます。

    竹田津実さんの文はやさしく、あべ弘士さんの絵は迫力があります。

    子どもと一緒に読むのがおすすめです。

  • ライオンが訴えられました
    訴えたのはお母さんを食べられたヌーの子供
    それぞれに弁護士がつき、証人も呼ばれます
    ハイラックスが裁判長
    ライオンが動物を食べることの必要性がわかる絵本
    読み聞かせ時間は10分弱です

  • そういうことなのかぁと腑に落ちた。
    このどうぶつさいばんシリーズすごいな。

  • 《図書館》【再読】ライオンは、歩くない。弱肉強食の世界だから。

  • 2022.12.7 6-2

  • ライオンはヌーを食べる。
    これは悪いことなのか?
    裁判を動物を通じて身近に触れられる本。

  • 面白い絵本だった。実録のような動物の世界の裁判があっているような気持になってしまいました。絵がまたいい。

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著者プロフィール

獣医師,動物写真家


「1992年 『☆新版☆ 北海道の鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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