- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033452302
感想・レビュー・書評
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ずーっと一緒のクラスのAちゃんが好きな本だそうだ。おもしろいらしい。
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意外と実用的(?)なトリックというか段取りに不覚にもヤラレタ感。
悪いこと考える人って、ある意味で頭がいいなーと思う。
「事件編」と「解答編」といういつものパターンはやっぱり面白い。
クセになりそう(笑)。 -
(2013-01-27)
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トラが登場するのがおもしろかった
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(収録作品)はなれこじまさいふ事件/ミス・ラビットふたたびあらわる
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チビ1号、小学校にて(図書館まつり/スタンプラリー)
「はなれ小じまさいふじけんで、とよはしさんが二十万円がなくなったといって、いろいろきいてみたけど、しょうこなしで、とよはしさんが“うがが…”といっているのが、おもしろかったです」(先生のコメント/二十まんえんもなくなるなんてたいへん!) -
ミステリーで、あらすじを書くのは、読む楽しみを奪うようなもの。だから、ちょっとだけ内容がわかる程度にご紹介。この本には、二つの事件がはいっていて、それぞれが事件編、解答編にわかれている。事件編では、小さな子どもでもわかるように、おはなしの骨格だけで、
成立しているカンジ。登場人物のキャラクターも、「ひかりものすきよ」さんとか「石頭けいぶ」とか、名前だけで、ばっちり理解できるようになっている。しかし、なにより作者の配慮が心憎いのは、解答編だろう。こどもは、ストーリーの中で「なぜ」を説明されても、なかなか理解しない。どこからどこまでお話なのか、答えなのかわからにままに流して聞いてしまう。事件編と解答編とハッキリとわかれていることで、子どもには理解しやすいし、何よりこの本が想定している読者層のなぞなぞ好きのこころを刺激し、読書する気のない子どもでも、ついうかうか読書させてしまう本だと思う。単行本であるのに、文字が少なく、各ページに必ず、大きく絵が描かれているところは、まるで絵本なのだ。