まってました名探偵

著者 :
  • 偕成社
4.26
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本棚登録 : 605
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033452302

感想・レビュー・書評

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  • ずーっと一緒のクラスのAちゃんが好きな本だそうだ。おもしろいらしい。

  • 意外と実用的(?)なトリックというか段取りに不覚にもヤラレタ感。
    悪いこと考える人って、ある意味で頭がいいなーと思う。

    「事件編」と「解答編」といういつものパターンはやっぱり面白い。
    クセになりそう(笑)。

  • (2013-01-27)

  • トラが登場するのがおもしろかった

  • (収録作品)はなれこじまさいふ事件/ミス・ラビットふたたびあらわる

  • チビ1号、小学校にて(図書館まつり/スタンプラリー)
    「はなれ小じまさいふじけんで、とよはしさんが二十万円がなくなったといって、いろいろきいてみたけど、しょうこなしで、とよはしさんが“うがが…”といっているのが、おもしろかったです」(先生のコメント/二十まんえんもなくなるなんてたいへん!)

  • ミステリーで、あらすじを書くのは、読む楽しみを奪うようなもの。だから、ちょっとだけ内容がわかる程度にご紹介。この本には、二つの事件がはいっていて、それぞれが事件編、解答編にわかれている。事件編では、小さな子どもでもわかるように、おはなしの骨格だけで、
    成立しているカンジ。登場人物のキャラクターも、「ひかりものすきよ」さんとか「石頭けいぶ」とか、名前だけで、ばっちり理解できるようになっている。しかし、なにより作者の配慮が心憎いのは、解答編だろう。こどもは、ストーリーの中で「なぜ」を説明されても、なかなか理解しない。どこからどこまでお話なのか、答えなのかわからにままに流して聞いてしまう。事件編と解答編とハッキリとわかれていることで、子どもには理解しやすいし、何よりこの本が想定している読者層のなぞなぞ好きのこころを刺激し、読書する気のない子どもでも、ついうかうか読書させてしまう本だと思う。単行本であるのに、文字が少なく、各ページに必ず、大きく絵が描かれているところは、まるで絵本なのだ。

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著者プロフィール

杉山亮(すぎやま・あきら):1954年東京生まれ。76年、都の公立保育園の第一号男性保育者として伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園、幼稚園に勤務。30歳のときにおもちゃ作家へ転身。「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰する。現在は山梨県北杜市小淵沢の高原で児童書の執筆をして暮らす。主な著書に『子どものことを子どもにきく』(ちくま文庫)、『あなたも名探偵』シリーズ(偕成社)、『たからものくらべ』(福音館書店)、『青空晴之助』『児童書作家の思いつき』(仮説社)などがある。また、ストーリーテラーとして「ものがたりライブ」というお話会を全国各地の図書館、小学校で開いている。

「2023年 『子どもをおいて旅にでた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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