めいわくなボール

著者 :
  • 偕成社
3.59
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本棚登録 : 103
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033500607

作品紹介・あらすじ

あつくもなくて、さむくもない、そんなある日の午後のこと、少年たちのホームランボールが、すぽりとレンガのえんとつに。ボールは暖炉から飛びだして、家のあちこちに跳ねていき……。

おだやかな昼下がり、とつぜんの闖入者におおさわぎ!
コメディ映画の一幕のような、おかしみたっぷりの絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • ホームランボールが、煙突にすぽり!
    ボールが家中、跳ね回る!

    弾け飛ぶボールのような
    リズミカルな文章は
    読み聞かせにも心地よく、
    牡丹靖佳さんの持ち味である
    落ち着いた色合いがお洒落。

    展開もよく、オチも最高!
    みんなにも聞かせて楽しみたいけれど、
    淡い色味が多人数で見るには不向きなのが残念。

    『おうさまのおひっこし』が大好きなのですが
    『めいわくなボール』も大好きになりました。

    いや、こんな迷惑なボールは御免ですけどね(笑)

  • 絵のきれいさとユーモア溢れるオチに一目惚れして購入。
    次はどんなめちゃくちゃなことが起こるの?とワクワクしながら読みました。
    イライラしたりストレス溜まった時に読んだらスカッとしそう。

  • 何とも凄まじいボールの勢い!
    でも、ラストはボチャン(笑)
    内容とは反対に画がおしゃれ♪

  • ホームランボールがえんとつから家の中に!ボールは家の中をぐちゃぐちゃにしながら跳ね回ります。そして最後に外に飛び出すと…。
    まさに「めいわくなボール!抑えた色味のすてきな絵です。ボールは止まっているような描き方ですが、壊れたり飛び散ったりする物がボールのあばれっぷりを表現しています。

  • めいわくなボールは本当に迷惑でした・・・笑

    絵が丁寧に描かれていてじっくり見ていられる。
    リズムが良く読み聞かせも楽しい。
    内容的に子どもが笑えるか、というと少し悩む。

  • 帯:もう、めちゃくちゃ。
    『おうさまのおひっこし』の牡丹靖佳がおくる待望の新作絵本
    はねて、はねて、どこまでいくの?
    世にも不思議でめいわくな、ホームランボールのおはなし。
    しっちゃかめっちゃかえほん
    世の中には理不尽なこともいっぱいあるけど、そういうときはちょっと笑っちゃうくらいがちょうどいいのかも。牡丹靖佳

  • ホームランのボールが飛んでいって、煙突から家の中に入って家の中をめちゃくちゃに。
    壁の額縁は落ちるわ、食器棚の中身は割りまくるわ…。

    最後は飲んでいるコップの中にはまる。


    この家の人にとっては災難…。

  • ホームランボールが煙突から家の中へ飛び込んできた.家の中であっちに跳ねこっちで壊ししっちゃかめっちゃか.そして最後はコップの中へ.
    絵が素敵です.特に壁紙が芸術的.

  • 絵がおしゃれ。この作者の他の作品も読みたい。

  • めいわくなホームランボール。

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著者プロフィール

1971年大阪府生まれ。現代美術作家。絵画を中心に国内外で作品を発表するほか、絵本や本の挿絵、装画を手がける。著書に『おうさまのおひっこし』『ルソンバンの大奇術』(福音館書店)、装画・挿絵に『どろぼうのどろぼん』(斉藤倫 作、福音館書店)がある。

「2018年 『銀河鉄道の星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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