太陽と光しょくばいものがたり

  • 偕成社
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本棚登録 : 49
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034372302

作品紹介・あらすじ

太陽エネルギー利用の最新技術=光しょくばいでビルもガラスもぴっかぴか!光しょくばい発見者の藤嶋昭(東京理科大学学長)の研究を、知識絵本のパイオニアかこさとしがやさしく説き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • (最初の発見が白金の水素酸素反応促進だったように)触媒とは、普通には反応斜面を円滑化して、点火していない化学反応を励起し促進するのだが、
    紫外線によって逆行して斜面を登る現象を1967年、発見!著者の一人である東京理科大学の藤嶋昭先生が。
    植物の光合成の反対のプロセス。酸化チタンは撥水性もあり汚れ(有機物)分解に有能だが、紫外線でないと転位エネルギー不足/可視光線で用いるには酸化タングステンが有望だが、高価な上、守備範囲が狭い/車のバックミラーなどは高い温度で焼き付ける。微細な酸化チタンをガラスで丸めた粒子を繊維に織り込む技術など。
    かこさとし先生の漫画がいい感じ。表紙の微細な文字。

  • 火星は太陽の周りを回るのに687日かかる。
    火星の一年は687日間なんだ。地球の約二年分。
    火星って小さいのね。地球の1/5の大きさで、重さは1/10だ。

    太陽でかい。地球の130万倍の大きさ。33.3万倍の重さ。表面温度は6000℃だって。医者が投げたさじが融けるわ。

    酸化チタン(光触媒)は、葉緑素と正反対の働きをする、金属の一種。太陽が当たると、酸化チタンに接している物を分解して二酸化炭素と水素を出す。水素、出したっけ?その働きを利用して、曇らないガラスや汚れない外壁などに利用されている。少し前から、ホームセンターで光触媒ペンキが売っているけど、あれってこれか。技術の進歩ってすごいな。

  • 配架場所【図・2F知の泉】
    請求記号【451.53||FU】
    藤嶋 昭 (東京理科大学第9代学長)氏推薦

  • とてもわかりやすい本でした。
    わたしは、いまの仕事に就いてから、子ども向けに書かれた本で、すごく、すごく苦手な分野の勉強をさせてもらってるんだよなぁ。
    この絵本は、わたしでも「おぉ〜、そうなんだ〜」と思える内容で。かみくだいて説明してもらえてるので、わたしと同じように、この分野が苦手な子にもきっと「!」って思ってもらえると思います。

    図書室、入れてもらおっと。

  • 光触媒は、東京理科大学の藤嶋先生が発見されたものであり、これはその研究を、知識絵本作家のかこさとし先生がやさしく説明した本になっています。

  • 光触媒をあつかった、小学生にも読める絵本。
    かこさとしさんですが、文章は短めです。

    子どもの反応はまだ入れていないので見ていませんが。

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著者プロフィール

監修:藤嶋昭(ふじしまあきら)
東京理科大学栄誉教授

「2023年 『国語の力が身につく理科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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