- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035276906
作品紹介・あらすじ
鳥たちは、この地球で、さまざまな旅をしています。旅をする鳥を、「わたり鳥」とよびます。わたり鳥はどこを通り、どこにいくのでしょうか?鳥類学者による20年間におよぶ研究と、画家の想像力が描きだす、わたり鳥の旅の世界。小学校中学年から。
感想・レビュー・書評
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樋口広芳・作&重原美知子・絵「わたり鳥の旅」、2010.3発行です。渡り鳥たちの想像以上にすごい旅を、渡り鳥の背中に送信機をつけ衛星追跡をして、その旅の様子を描いた絵本です。春から秋、東南アジアから日本に来る「ハチクマ」、秋から春、中国から九州にやってくる「マナヅル」、冬から春、シベリアから北海道にやってくるコハクチョウの旅が紹介されています。コースは違っても全く同じ場所に戻ってくるハチクマ、驚きです!
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絵本だが、内容は濃い。20年間かけて、三種類の渡り鳥を追跡調査したことが描かれており、とても興味深かった。
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様々な鳥の遺伝子に、日本を故郷として受け継がれている神秘がわかりやすく描かれている。気の遠くなるような距離を、命をかけて渡り続けるたくましさに感動する。
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国境を越え…
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・読み聞かせると20分ほどかかる。
・作者が鳥の渡りについて、人工衛星を使って20年間追跡調査した内容が本になっている。
・自然や生き物やいのちの不思議、鳥たちには国境はないということが伝わる。
・書棚に置いておくだけでは、子どもは手に取らないと思われるので、ブックトークなどで紹介する必要がある。
・細かいところまで描きこんであり、見ごたえがある。 -
わたり鳥たちはいったいどこから日本へとやってくるのでしょうか。この絵本では、人工衛星を使った追跡でわかったコハクチョウ、マナヅル、ハチクマのわたりの軌跡がわかります。まるで、わたり鳥と一緒に雄大な旅をしているようです。
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ふと空を見上げると、鳥たちが群れで飛んでいる光景を誰もが目にしたことがあるはずです。あの鳥たちは一体どこへいくのでしょうか?
この絵本では、鳥類学者が鳥たちに送信機をつけて、人工衛星で追跡し、世界のどこの国を通っているのか…わたり鳥の旅の様子が描かれています。
広報いわみざわ(2010年5月)
わくわく図書館「この1冊読んでみませんか」より引用。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/ -
北へ南へわたっていくわたり鳥。どこをとおってどこにいくのかな? 鳥につけた送信機を人工衛星で追跡して、わたり鳥と一緒に旅に出よう!
空から地上を見下ろす絵が大迫力の本。鳥たちの信じられない長旅が、まるで自分も飛んでいるように体験できます。 -
わたり鳥の旅を詳細に教えてくれる作品ですね!
20年にわたる研究を筆者が余すことなく伝えてくれる。
わたり鳥の素晴らしさを教えてもらえました!!