- Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035284604
作品紹介・あらすじ
町を吹く風は、じつはねこたちの秘密の工場で作られているのです。ねこたちが今日にぴったりの風を作るため奮闘する毎日をえがいた三話収録。
感想・レビュー・書評
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町の中にある秘密の工場では、飼い猫、野良猫関係なく猫たちが町に送る風をつくっている…。もちろん人間たちには内緒。
灰猫のブラリ、黒猫ノロロ、白猫スノウに茶トラのトラ助、新猫(?)のハック…個性的なキャラたちが魅力的。
その辺を歩いている猫も工場からの仕事帰りだったりするのかも?と思うと楽しい。かわいい話だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猫が風を作っている工場という設定は、あまりひかれなかったけど、なんとなく可愛らしいお話。挿絵もかわいい。
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⭐︎5
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たくさんのネコが、風を作る工場で働いている。という設定。
ちょっと話に納得出来ず、共感できませんでした。
薦めない。 -
町に吹いている風は全部ねこたちが工場で作っているのだった。
標本室で働くブラリが風の原料の<笑い声のかけら>を食べてしまい、町でいたずらをしてしまう話。
研究室のスノウが助手のトラ助のヒントを得て、工場長に出すホットミルクをいつも適温にした話。
犬のハックが猫の振りをして工場の新入社員として入った話。
計3編。
面白かった~。
こういう話好き。
ファンタジック!
<笑い声のかけら>が甘くておいしいなんて、食べてみたい。
金平糖のような、水あめのような…透き通った味なのかな。 -
町のはずれにある大きな工場では、町中のねこたちが働いています。
作っているものは、毎日ふいてくる「風」です。
人間は、まさかねこが風を作っているなんて、知るよしもありません。 -
ねこが毎日工場で風を作ってるなんて、想像したら楽しい
3編のおはしがあり、1編が短く読みやすい。
3〜4年生以上