屋根裏部屋の秘密 (偕成社の創作(38))

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036353804

感想・レビュー・書評

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  • ちいさいモモちゃんしか読んだ事なかった松谷みよ子。
    タイトルだけみて、どんな秘密だろう?とドキドキしながら読み進めると不穏な空気が…。

    それもそのはず。
    731部隊の話だった。
    日本人が犯してきたこと、受け止めなければ。

  • 小学生のとき、図書室で借りたのが最初でした。
    初めて、戦争というものを思い知らされた衝撃を今でも覚えています。
    日本は被害者であると同時に加害者でもある、なんて教科書では教えてもらえないのですから。
    アマちゃんの私には、悲しくて悲しくてどうしようもない事実だけど、戦争と真摯に向かい合う気持ちが持てるようになった気がします。

  • 直樹とゆう子のシリーズがやっぱりどうしても読みたくて

  • 「直樹とゆう子の物語」テーマは731部隊の人体実験。直樹とゆう子の成長とともに、テーマは益々奥深いものへと変化し、読み手の我々に多くの事を訴えかけ、そして考えさせる。

著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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