- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036440702
感想・レビュー・書評
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面白い。ついつい読んでしまう。
今回は九尾婦人が信田家にやって来た、実は秘密の使命を受けて。
昔話や中国に伝わる伝説なども出てきて本当に面白かった。
ユイやタクミがどうなるのか気になってしまいやめられなかった。
白狐族の女王になる白狐にはちょっと悲しくなってしまう。
女王になりたくてなるわけではないのだろう。
しかし、災のきっかけはいつも夜叉丸おじさんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都の街と歴史が舞台になっている。宝探しの謎解きにも地図や年表があったら楽しみが何倍にもなっただろう。それを読み手が調べるのも楽しみのひとつかな。
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毎度大好きなシノダ家シリーズ。
おもしろかった~。
始まりはホギおばさんの登場から。
今回はいつもの「災いだよ」ではなく、「お客様だよ」と大騒ぎ。
なにやらつよーい力の九尾夫人なるキツネがシノダ家にお泊りする、
という。
そんなの許可した覚えもない、他にどうぞ、とはいうものの、
いつものように、言いたいことだけ言って去ってくホギおばさん。
そうして、現れた九尾夫人。
確かに強い力を持っているよう。
しっかし、そんなお人、じゃないお狐さまが、ホギおばさんと友達、とゆーのは怪しい・・・。なにか企みがあるのでは?と学校帰りに見つけた夫人を
つけたユイとタクミはその目的を知り、更に手伝わされる羽目に。
キントウンがふっわふわで気持ちよさそうだった。
うーん、メッチャ乗りたい。
白ギツネと九尾夫人との攻防戦は手に汗にぎる、で
わくわくどきどき、楽しかった~。
最後の名前を読んで返事をしたら吸い込まれ~ってのは西遊記ですな。
後書きでいろいろ入れ込んだ、と書かれていたけど、
書くのも楽しかったろうなあ。
そして、ラストも素敵。
南極老人、粋なことしてくれるじゃん。
姫さまの願いが叶ってよかったよかった。
ラストの窓際の姫さまのイラストが印象的。
ちょっと寂しそうな感じもするけど。 -
シノダ!シリーズ第7巻。ユイとタクミが大活躍の巻です。中国からやって来た九尾婦人と共に、逃げた白ギツネを探すお話。クライマックスは西遊記さながらという感じで面白かったです(^^)
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シノダシリーズ第7弾!スピード感あふれる九尾婦人と白ギツネの決戦にハラハラドキドキ。風の耳をもつユイと、時の目をもつタクミが大活躍。白ギツネの姫王の親を思う真意が、心に沁みる。