- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037380502
感想・レビュー・書評
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名作のシャーロック・ホームズの話がたくさんあります。たんてい物が好きな人におすすめです。
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【小池博明先生】
「シャーロック・ホームズ」というと、小学生の読み物のような感じもしますが、「シャーロキアン」と呼ばれる、熱狂的なファンの大人たちが世界中にいるように、決して子供の読み物ではありません。授業で聞くと案外読んでいない学生が多く、こんなに面白い本を知らないのはもったいないので、推薦します。推理小説やそこで活躍する探偵の原型をつくったのが、この本です。ホームズは天才的な探偵です。その鋭い観察眼で、初対面の人の職業や経歴などぴたりと当ててしまいます。もう、この部分を読んだだけで、ホームズの虜(とりこ)です。凡百の推理小説は1回読むと再び読む気がなくなってしまうものですが、ホームズ物は、何度でも読みたくなります。つまり、面白さがトリックや筋だけではないのです。ともかく、ホームズを未読の人は是非読んでみて下さい。特にお薦めなのは、「赤毛連盟」「青いガーネット」「まだらの紐」です。加えて、図書館には、最も原作に忠実な映像作品と評価の高い、英グラナダTV製作のドラマ(ジェレミー・ブレッド主演)のDVDが全巻そろっています。19世紀ヴィクトリア朝の古き良きロンドンに魅了されます。こちらも必見です。 -
児童文学ばかり読んでいた当時の私には、強烈な個性と、リアルな描写が衝撃的だった。
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2009年11月3日読了♪
ホームズでも事件を解決できない事もあるんですね -
ボヘミアの醜聞/赤毛連盟/花むこ失踪事件/ボスコム谷の謎/唇のねじれた男/五つぶのオレンジの種
赤毛連盟は特に好きなトリックだった。ボヘミアの醜聞は、アイリーンアドラーになりたいと何度思ったことか。 -
この一冊は、シャーロック・ホームズシリーズの中でも面白い事件が多数収録されていて、とても読みごたえがある一冊だと思います。そのなかでも、収録されているボヘミアの醜聞では、シャーロック・ホームズとオペラ女優であるアイリーン・アドラーとの駆け引きがとてもコメディータッチで面白かったです。ホームズは今まで女の浅知恵など、女性を下に見ているところがありましたが、この事件以降女性に油断しないようにするなど、ホームズの考え方が変わる事件が収録されている面白い一冊です。みなさんも読んでみては?
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私の読書人生の拠点。推理・SFの分野からスタートしたんですよね。現在所持してるのは文庫ですが、最初に読んだのはこのシリーズの本でした。今でも私の中でシャーロック・ホームズを超える推理小説はありません。
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ホームズの事件に関する短編集のようなもの。
1冊の中でいくつもの事件の話が盛り込まれてる。
短編感覚で読めるので、読みやすいと思う。 -
2014年5月30日
<The Adventures of Sherlock Holmes>
装丁/市川英夫&プラスB
さし絵/シドニー・パジェット -
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