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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037449704
感想・レビュー・書評
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実在の源頼光と側近4人の冒険絵巻。
1000年前の日本。鬼と呼ばれ恐れられていたものは果たしてなんだったのだろうか。
作者の解釈や創作もあるのだろうけれど、頼光の頼れるリーダーっぷりと、側近である四天王の個性的かつ精鋭と呼ぶに相応しい顔ぶれに、心が踊る。みんなイケメン!
さすが児童書なだけあって読みやすく面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小さい頃に読んだ絵本版酒呑童子が好きでした。記憶では、山伏→姫の服で近づいたような ......
はてさて。
そして頼光、カッコいい!!
鬼もイラストがカッコいい。
モンストの茨木童子は、ほんとは鬼?とか、思いました。
ほかの話もオドロオドロしさと貴族っぽい空気が鮮やかで、引き込まれます。
オススメ! -
戻り橋の鬼、土蜘蛛、鬼同丸、大江山の鬼たちなどの物語を竹下さんの想像と解釈で紡がれた連作です。
頼光と綱主従の強い結びつき、全幅の信頼をおく頼光と打てば響く綱。なんてよい関係!好きっ
童子の若さと未熟さと強大な力と、少年の姿ながら時折見せる鬼の妖しさの魅力にとりつかれそうになりました。
竹下文子さんの文章は短く、的確でいきいきと洗練されてするりと本の世界に入ってゆけます。ひさびさの物語ダイブとても楽しかった☆