軽装版 封神演義(下) 降魔封神の巻 (軽装版偕成社ポッシュ)

著者 : 許仲琳 渡辺仙州

制作 : 渡辺 仙州 

• 偕成社 (2018年4月10日発売)

感想・レビュー・書評

[yuuyomさんの感想 · 2024年1月6日]

児童向けなので挿絵が充実していて、たくさん出てくる登場人物や道具の紹介をしてくれているので読みやすかった。面白いし、これまで名前だけ知っていた人たちについて知ることができたけれど、戦闘場面が続いて、結局は仙人同士の戦いになって、それも強力な宝貝を持っている方が勝つというのと、天命のある周の軍に危機が迫ると強い仙人が現れて助けてくれるというパターンの繰り返しでちょっと疲れた。

[ふるさとのねこさんの感想 · 2018年7月26日]

読了

[木戸のねこさんの感想 · 2018年4月22日]

コミックの『封神演義』を読んでいた大人だけれど、今回児童書ながら原作に挑戦。
登場人物がとにかく多いけれど、コミックを読んでいたのでかろうじて理解できた。あとこの本だと、各ページの左側にイラストで登場人物の簡単な説明を出してくれるので、とてもわかりやすい。これいいな。巻末に用語辞典も載っているし。
児童書だからなのか、割とサクサクと敵を倒していくのがちと不満。
しかしこれだけの登場人物と宝貝を考えつくってすごい。壮大な物語だわ。
そして原作を読むと、あのコミックのストーリーに仕立て直した藤崎竜が本当にすごいと思った。各キャラクターの性格も、ビジュアルも、話の流れも。感動もの。
しかし…児童書でこのストーリー…。なかなか手に取ってもらえないだろうなあ…。