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- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784038140907
作品紹介・あらすじ
義務教育のわくからはみだしてしまった中学生たちを横軸に、彼らをみつめつづけ、義務教育のわくの中で、自分なりの生き方をみいだす主人公康男と、その姉みすずの生活を縦軸に、義務教育とは何かを問い直す野心作。
感想・レビュー・書評
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数日前に読了。皿海さんの作品は、実ははじめて。
意欲的だとは思うけれど、テーマが散逸してしまった印象。佳照と道代の関係も、その収め方でいいの?と思う。単に好きあう二人というより状況が生んだ結果に思えるのだけど、他の点に関しては状況に追い込まれていく苦境を強調している割に、そこだけロマンチックな落とし方なのが気になる。
タイトルにつながる部分がそこまで浮かび上がってこなかった気がして、残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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