ライト兄弟: 空を飛ぶ夢にかけた男たち

  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784038141409

作品紹介・あらすじ

大空を飛ぶ夢を追い続けた男たちの感動のドラマ。90年前、人類初の動力飛行機を作り、大空に飛び立ったライト兄弟。その知られざる努力と苦闘の生涯を描き、熱い感動をよぶ決定版伝記。ライト兄弟自身が撮影したオリジナル写真を90枚収録。

感想・レビュー・書評

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  • 誰もが知っている「ライト兄弟」という名前。
    ただ、この本を読むまでは詳しいことは全く知らず…
    元々、機械いじりとか、モノづくりが大好きだったライト兄弟。牧師の父親を手伝って教会新聞の仕事をしたり、印刷機の設計と製作をしたりして、夢中になりすぎて高校を中退している。そのうち、自分たちで新聞を発行したり印刷所を作ったり、自転車の製作・販売・修理をしたり、写真にはまったりしていた。
    そして、その自転車店の奥の部屋で飛行機の研究が始まる…
    その頃はグライダーによる滑空がされ始めた時代で、ライト兄弟の好奇心を大きくゆり動かした。これまでの飛行実験についての資料を求め、また航空学を勉強しながら、グライダーを作り飛行実験を繰り返した。自宅から遠く離れた人けの無い海岸でキャンプしながら…実験を繰り返すうちに、なぜかうまくいかないことが時々起こる、それははじめに求めた飛行実験の資料そのものの数値が間違っていたのだ。
    そこで、自宅で一から実験を繰り返し、データを揃えることから始めた、、
    とにかく、この2人は粘り強いです。情熱と執着心が物凄いです。
    ちょっと失敗したからといって諦めていたら、この2人からしたら「それ失敗って言えるの?」と突っ込まれそうです。
    これだけ夢中になれることに出会える人生、素晴らしいですね。
    ただ、パイオニアの悲しさで、特許侵害の訴訟に苦労したようです。解説に「特許の請求範囲が広すぎた」とありますが、それを冷静に判断てきる環境では無かったのでしょうか…? せっかくの大発明なのに残念です。

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著者プロフィール

アメリカとカナダの「Grief Recovery Instetute」で子どもたちを悲しみから回復させるプログラムを作成、実践し高い評価を得ている。

「2014年 『子どもの悲しみによりそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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