雪渡り (日本の童話名作選)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 131
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039634801

感想・レビュー・書評

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  • 宮沢賢治・・・
    難解です。
    単にわたしの能力不足かな?
    細かな意味など考えず、言葉の響きや情景の美しさを楽しむのなら、いい絵本だと思います。
    静かに進む物語、「ゾロリ」好きの子どもには、いまいちだったみたい。

  • ドラマ『悪夢ちゃん』の中で北川景子さんが授業で朗読していた。
    重要で印象的なシーンだった。
    でも、ワタクシは『雪渡り』を未読だったので、
    少し気にかかる、ひっかかるものが残った。
    それでちょうど図書館で、この本を発見、読んでみた。
    うぅん、そうか、こんなお話なのか、
    読んでみてから、もう一度録画していた『悪夢ちゃん』のシーンを再生してみた。
    笑わない北川景子さんの演技に、すごみ?!がある。
    空気を読むってことがキーワードのようだ。
    まんじゅうを食べるか、食べないか・・・
    キック・キック・トン・トン・・・こころに残る・・・

  • 「雪渡り」ってこんなにいいお話だったっけ?
    とてもよかった~。
    歌がおもしろいし、
    宮沢賢治独特のリズムがおもしろい。
    そして、人と狐の交流も心が温まる。
    好きだなあ、こういう世界観。

  • 2012年1月11日

    表紙・扉 装幀/岡本明

  • 心に沁み入る美しくも温かい宮沢賢治の童話です。
    たかしたかこさんの絵が、冷たい雪の表現に柔らかさを添え、
    同時に幻想的な印象を与えています。

    狐って、様々な物語に登場するたび、
    人をだましたり化かしたりするものとして描かれていますが
    本当にそんな悪い動物でしょうか?‥と、一考させられるお話です。
    大人が読んでも癒される掌編童話です。

  • 2006/3/6かずちゃん

  • 四郎とかん子が雪の中を歌いながら歩く景色が好き。<BR>
    雪がきらきら綺麗・・・。

  • キックキックトントン。
    私はもう大人になってしまったので、きつねの幻灯会には行けません。

  • 幻灯会って、何故か無性に惹かれる言葉です。多分にこの本の影響があると思います。

  • ほんとーに、日本語って綺麗。日本の景色って綺麗。
    忘れていたものを、思い出せる。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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