そうだな、確かに可愛いな (MF文庫J)

著者 : 刈野ミカタ

• KADOKAWA (2020年2月25日発売)

作品紹介・あらすじ

じれったくも愛おしい、初々しい二人の甘々ラブコメ！

感想・レビュー・書評

[芳樹さんの感想 · 2022年11月5日]

赤面する美少女の「え、先輩、ちょ、待っ…」という台詞が聞こえてきそうな表紙の破壊力たるや！2年間昏睡状態にあった渡世戒理と、2つ年下の桑折那乃の甘々ラブコメ。眠っていた際、戒理は異世界で20年過ごして、しかも現実世界に戻っても魔法が使えるという設定。そのため高校生活を再開した戒理はズレた言動をとり、それを那乃が面白おかしく支えるという展開。そんな戒理は那乃への愛情表現だけは直球で、それに那乃が照れまくるというのが何とも愛らしい。いずれ異世界のヒロインが登場するのかな。期待の新シリーズです。

[Muさんの感想 · 2020年6月27日]

表紙イラスト、巻末あらすじから、これはイチャラブ系のお話だろうなあと思って読み始めたんだけど、ちょっとビックリ。
いや、イチャラブ系で合ってるんだけど、先輩男子が異世界帰りで魔法が使えるとか、そっちの方がうける〜。
アリよりのアリですね。
て言うか、一冊読んだら言葉使いがパないな。直るのかなこれ？
とりまニヤニヤさせてもらったよ。

ただ、あまりにも最終兵器を連発みたいな勢いなのでもう少し溜めるところも欲しい気がする。
まだまだうれし恥ずかしシチュエーションはあるので次も頑張って欲しいなあ。まぢで。

[kasuranさんの感想 · 2020年6月21日]

これはあれか、先輩の一挙手一投足に悶えてる那乃に読者が悶える系の作品か。展開としては、少々テンプレ化してるところがあるんだけど、先輩の行動原理が全て那乃をスタートにしているため、どの世界に行っても何も起こらないという。一応1巻で終わっちゃっても大丈夫なように締められてるけれど、無事2巻も出たということで、私としては、このまま何も起こらないまま、ただこの日常が続いてくれればそれで良いと思います。むしろテコ入れとか不要なんで、そこはどうか。

[togo_aquinoさんの感想 · 2020年2月27日]

ヒロインが可愛いいのは、もちろんだけど、カップルの男の方も可愛い。
だから、2人の関係性が尊い。
なのにヒロインを名字で呼び続けるのも、いいです。まる。

#たしかわ

著者プロフィール

『プシュケープリンセス』で第五回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞佳作を受賞。同作にてデビュー。

「2015年 『インディフィニット・リンケージ　04.』 で使われていた紹介文から引用しています。」