群馬県ブラジル町に住んでみた ラテンな友だちづくり奮闘記
- メディアファクトリー (2013年10月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040660073
作品紹介・あらすじ
中川学、人付き合いが苦手な37歳。海外に行ったことがなく、外国人と交流した経験もほとんどない。そんな彼が外国人の友だちをつくるために引っ越したのは、ブラジル人・ペルー人が人口の1割以上を占める、群馬県の町。地元のスーパーマーケットやレストラン、飲み屋を歩き、サッカーやサンバで交流を図った先につかんだものとは…。汗と涙と爆笑の"異国の友だちづくり"コミックエッセイ!
感想・レビュー・書評
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大泉町に行ってみたいと思っていたので読んだ。
面白かったが、住んだ割に内容はそこまで濃くなかった。
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「ブラジル町」とは、町民の1割以上がブラジル人・ペルー人だという、群馬県邑楽郡大泉町のこと。
一度も海外に行ったことがなく、外国人と接したこともほとんどないマンガ家の著者が、「ブラジル人と交流したい。友だちになりたい」という目的で大泉町に移り住んだ体験を描くコミックエッセイである。
企画としては非常によいと思う。移民受け入れの是非に揺れる昨今の時宜にかなっており、テーマがアクチュアルだ。
しかし、コミックエッセイとして面白いかといえば、うーん、微妙。そこそこ楽しめたが、もう一度読み返したいとは思えない。
何より、中川学は絵がヘタで、マンガとしての躍動感に乏しい。「ヘタウマ」ではなく、明確にヘタ。「これでよくマンガ家としてやっていけてるな」と思ってしまうレベル。
ただ、構成力はなかなかのものだと思った。ドラマティックなことはほとんど起きないにもかかわらず、構成の妙で、最後まで退屈させずに読ませるのだ。 -
916
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2016.01.26
この漫画、前からずっと気になっていました。『僕には友達がいない』の続編だったんですね。
群馬県にある、ブラジル人が多く働く大泉町に引っ越す作者の行動力がすごい。
人種を超えて踊るサンバ…すごく楽しそう!
私も本場のサンバを教えてもらいたいなー
このシリーズの続編も期待しています! -
住んだ割には中身薄い…。
というのも、著者はとても内気な性格です。
結局、どのくらいの期間住んだんだろう。
やったことといえば、同じレストランに通い続けたくらいで、ここには行ってみたいと思った。
この本を見かけて、大泉町に行ってみたいと前から思っていたことを思い出したのが収穫かな。
今度自分で行ってこよ。 -
内気ながらも筆者の海外交流をしたい!という熱意を感じられてとても心を打たれました。
仲良くなるためにいい年こいて色々な恥をかいたりしている姿がとても素敵でした。
自分も内気で楽しいことやってみたいのにできないときがよくあるので、刺激を受けました。
せっかく群馬県に住んでいるので、近いうちに友達でも誘って大泉町に行ってみたいと思います。