ミニ書斎をつくろう (メディアファクトリー新書)

著者 :
  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040660578

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り、書斎を部屋として独立して作るのではなく、ミニ(1畳から2畳)で作るべき!男性は、という本。
     ミニ書斎の定義は、「寝室・リビング・廊下・階段などの一角に設けられた、広さ3畳以下の、世帯主の男性専用のスペース。男性はここで一人だけの自由な時間を過ごすことができる」とのこと。
     男性としては、籠る場所が必要というのは、特に子供が複数いる今はとても共感。一方、秘密基地が欲しい!といっても、意見の通る家は少ないでしょうけど。そこで、本書のようにデッドスペースを見つけて、少なくとも1畳のスペースで目線を区切る高さを目安に、自分専用のブースを作る、というのはアリですね。
     2013年の本なので、テレワークのテの字もない時期ではあるものの、むしろ今の方が実感・共感できる”男性”は多い気がします。
     人によっては、籠る感の度合いも違うそうなので、自分のタイプを判断すると良いというのは、いいですね。週末や休日の夜、家族が最も集まる時間帯に、リビングで少し難しめの本、例えば、自然科学、哲学、先端技術、経済学などの専門書を読んでみて、①書いている内容がすっと頭に入ってくる、または②同じページを何回見ても頭に入ってこない、など自分の状況を確認してみると良いそうです。①であれば、あまり完全な個室タイプは不要で、リビングの一角にブースっぽく作るので充分ですが、②のタイプは、結構しっかりした閉鎖空間が必要なタイプだそうです。私は①なので、今もリビングでテレワークしていますが。
     四畳半の個室をまるまる使えるようになったらな・・・と思う人も多いでしょうけど「起きて半畳 寝て1畳、天下とっても二合半」と、必要以上に高望みしてもしょうがないという諺も、居心地のよい1畳のスペースを作る研究をしようと思わせてもらえました。

  • 家族の理解を得ることが第一。2畳でよいので自分のスペースを作り、自分の時間を持つ。スペースだけではなく、時間も念頭に考える。同じ空間でも時間をずらせば使える部分がある。

  • すでに納戸をミニ書斎として活用している。書斎こそ男のスペース。

    <目次>
    [はじめに] いまこそ、ミニ書斎のススメ
    第1章 書斎とは何か
    第2章 ミニ書斎づくりの考え方
    第3章 自宅にミニ書斎をつくる9のアイデア
    第4章 快適なミニ書斎をつくるために
    第5章 DIYでつくる三種の神器
    第6章 ミニ書斎から独立した書斎へ
    [おわりに] いま、なぜミニ書斎なのか

    <メモ>
    書斎とは、その家の主(世帯主である夫や父親)が専有できる、趣味や仕事など好きなこことに没頭するための独立した部屋である。(p15)
    『ミニ書斎をつくろう』という本書のタイトルは、実は「趣味を持とう」と同義なのです。(p38)
    ミニ書斎とは、寝室・リビング・廊下・階段などの一角に設けられた、広さ3畳以下の、世帯主の男性用のスペース。男性はここで一人だけの自由な時間を過ごすことができる。(p42)
    ミニ書斎を作る場所
    ・押入れの中段をデスクにする
    ・押入れの中段を外す
    ・階段最上部
    ・階段下
    ・廊下
    ・リビングの一角
    ・寝室の一角
    ・玄関・クローゼット・トイレ
    ・屋外
    空間三原則
    ・透ける
    ・兼ねる
    ・抜ける
    妙喜庵の待庵:利休の茶室

    2013.12.15 新刊巡回で見つける。
    2014.02.15 読了

  • ミニ書斎づくり、参考になる。論理的インテリアの本。

  • やっぱり、自分の家の中には、静かにできる自分だけのスペースがほしいなぁ・・・。家族と交渉中。

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